ゲームプレイ日記 アサシンクリードミラージュ クリア

MSによるABK買収が遂に完了。

 

世界最初にして最大のサードパーティがファーストに。ゲームの歴史的に大きな出来事であり、この影響がどう広がっていくのか……割となんとなくXboxを買ったユーザーとしては今後いいゲームを出してくれることを祈るばかりです。

例のロード空間は……!

 

ということでネタバレはします! ぶっちゃけ言うとネタバレしないとこのゲームを説明できないというか「原点回帰」と言いつつ完全にヴァルハラと地続き(元々DLC予定だったそう)なのでストーリー単独で理解できない構造になってます。新規プレイヤーに優しくないことこの上ない。

 

バシムはヴァルハラ終盤で出てきたアニムス的古代設備に囚われていた、

 

というのがオチです。ミラージュはバシムがアサシンになる話ではあるんですが、その人生自体がだれかに用意されたものだった(ようだ)というのが話なんですね。で、隠れし者(アサシン組織)の導師でバシムの師匠であるロシャンはそれを隠していた(みたいだ)ということになり、倒してその真実を知ってエンド。

 

曖昧な表現ですがだれも事情を明言しないから仕方が無い。

 

つまりどういうことだ?

 

バシムの行動によってアサシンの信条が変わったかもしれない、ってことになるような気がする。ロシャンは殺されず去っていく(前作だけど後の時代であるヴァルハラにも出てくる)んですが、隠れし者という組織は存続してるので、真実を知ったバシムの意向で動いてる部分があり、ヴァルハラでの例の結末に繋がる模様。

 

前作プレイ必須です……いいのかなぁ?

シリーズとして遊んでる分にはまぁ薄味のゲームです。

 

なんと言ってもアサシンとしての活動に意味がない。バグダッドの腐敗と戦うのがメインミッションなんですが、結果としてバグダッドが良くなったとかそういうエピローグないんですよね。最終的に(ロシャンから教わった)信条すら否定してる。というかバシムにとって閉じ込められたこの世界自体に意味がない。良くなろうが悪くなろうが。

 

これからバシムがどうするか、という点に焦点がある。

 

日本舞台の続編にどう繋がるのか、まぁ本編を見る限り結社の影響は極東までつづいてるよ的なフリ自体はあるんですが、それも触ってるだけで状況はわからない。とりあえず言いたいことは……RPG路線で良くない? 同じスタジオの前作DLCであるドルイドの怒りの方が面白かったぜ?

 

スキルがねぇ……地味なんだ。

 

結局アサシンやってくにしても戦闘を避けられない展開上、前作までに色々と派手になったアクションの面白さをすべて捨てた形なんですよね。そこまで「原点回帰」に価値はないと思う。ヴァルハラのモーション流用な部分が多いので、余計にそれを感じました。