ゲームプレイ日記 As Dusk Falls

インタラクティブドラマ、というジャンル。

 

あんまりプレイしないタイプですが、ゲームパスデイワンの新作であり、8年がかりの作品とのことで試しにやってみようかという感じ。割と昨今のゲームでは嫌がられる要素であるQTEも選択肢的な役割を果たし、結果の成功失敗がストーリーそのものを変えていく分岐の多さが売りであり、チャプターを終えるとどこで話が変わっていったのかが確認できるので全シナリオを埋めたいという人にも……優しい?

 

今のところ難しい操作はないけど、不意に来る。

 

ドラマなので選択肢を選ばない場合でも時間経過で勝手に進んでいくんだけどコントローラーは持ってないと思った通りの話にはならない、というバランス。とりあえず初回プレイで失敗はしてないけど、たぶんゲーム慣れしてる人とかは金庫の暗証番号は後で確認できるだろうと覚えなくてしくじったりしてると思う。

で、肝心のストーリーはどうか。

 

面白い。家族ドラマ要素とクライムサスペンスな要素と、なんかミステリーな要素も(チャプター2までで)出てきて、それぞれがプレイヤーに悩ましい選択を迫ってくる。独特の画面は今時のゲームとしたら実際にすべての動きを見せることもできるところをあえて省略することでテンポを上げてるのがわかるので手間をかけただけはあるという具合。

 

日本語吹き替えもすごく自然だ。

 

航空機の整備士だったのだけどエンジンの問題を整備ミスとされてクビになった父、不倫してるかもしれない疑いがある妻、6歳にしては利発な娘、30年間息子を捨ててフラフラしていたけど余命2年で戻って来た祖父の一家と、地元で悪名高き一家の三兄弟が地元で評判の悪い保安官から金を盗んで(盗めるかどうかはプレイヤー次第だけど)はじまる物語は複雑に状況が絡み合った立てこもり事件へと展開して……。

 

どうなるんだろう?

 

配信して視聴者と楽しむことことも織り込んでるなどこの手のジャンルのゲームとしては挑戦的な試みもされてますが、まぁ個人的に一周して自分の選択がどう結末を導いていくのかを眺めていこうと思います。

負けて上になる話もあるってことね。