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— 狐島本土 (@fox_mainland) 2022年7月17日
金鹿ルートはこの後でクリア。
クロードの野望の行方は闇の中エンド……です。ベレスを仲間にできなかったのでトゥルーではないのかもしれないけど、投げっぱなしなのは間違いない。プレイヤーの想像に委ねたんだろうとか意見はあるかもしれないけど、個人的にはナレーションで「闇の中」とか言った時点で様々な犠牲を払って目指してきた戦争の終結さえ達成したことにはなってないので想像は上手くいかない方に誘導されてる。
実際、上手くいくイメージがわかない。
全体としては金鹿ルートは帝国に開戦されてからひたすら対処に追われて、なんとか活路を見出そうとしたのも土壇場で闇に蠢く者に引っ掻き回されてその場その場で決断を迫られて、結果としてあまり上手くいかない話。それ自体はそんなにストーリー的には問題があるとは思わないんだ。
決断がそこまで(世界の真実を知らない前提で)間違ってるとは思わんし。
そこそこ結末まで楽しんだ。(内面はともかく)飄々とした知的男子が苦悩して失敗してそれでも野望を目指す話はむしろ好きだと思う。ただ結末的にプレイヤー側にクロードを後押しすることも引き留めることもさせない作りが問題なんだろう。同盟を結んだ帝国の〇〇を見捨てるという中盤の展開とその復讐で〇〇に襲われるという話や「恨めばいいさ!(決めゼリフ)」の感じを見るにストーリーを途中で日和った感じがある。
もっと非情な男にしたかったんじゃないの?
ラストでエーデルガルトとディミトリの前にレアの首を放り投げて停戦を要求するワンシーンでも加えれば個人的には納得した。闇の中でも野望に突き進むんだなという感じになるからだ。途中で変に改心して善いこととして彼の野望を綺麗に飾ろうとした結果として中途半端に終わった感が強い。レア殺してどうやって戦争を収めるのか、って答えはひとえにクロードの覚悟によるんだけど、仲間との絆や友情やらのゲームシステム的な問題との兼ね合いでそれらの反対意見を押し切るイメージを作れなかった。
そこが失敗だ。
わざわざ王になって独裁できるようにしたのに、それを使わず中途半端に本編金鹿の雰囲気を残そうとした結果としての投げっぱなしだと思う。もしかしたらDLC商売のための中途半端さなのかもしれないが、それは評価できないな……。
さんずいに夜、もう漢字作った人がいやらしい。
— 狐島本土 (@fox_mainland) 2022年7月18日
第156話 液 - TATTOBI ~あの百合を眺め育てて尊びたい~ - カクヨム https://t.co/YS90LvE1IF
もうすぐくのいちさんを抜くな……。