終盤に来て主役を掻っ攫っていった人。
スパロボ30年の総決算としてごった煮極まる歴史と異世界召喚クロスオーバーをどうまとめるのか、って意味でラスボスはカオスを残し、スパロボはまだまだ続くんだ!と意気込みをぶち上げた形での決着は悪くないと思う。
あとは続編が出るだけ売れるかどうか。
どうですかね?
オリジナル主人公は今作ではストーリーライン上ではでしゃばらず、あくまで聞き役に徹する落ち着きぶりだし、オリジナルロボの強化も地味なんで、これからのスパロボは参戦作品を立てます宣言のようにも見えるし、時代の流れとも言える。OGは風呂敷広げすぎたってところでしょうか。
とは言え立てる新たな原作がなくなってる。
割とね、生き恥シャアの扱いとか攻めた要素があったのは定番参戦作を新たな切り口でやる実験でもあった気はする。人気キャラとは言えやったことは酷いよ、ってのが生き残ると出てしまう問題。シャアだからそれも許されるって感じはあるのでこの手の技は二度は使えないかもだけど。
戦闘アニメはボチボチ。
作品ごとにバラつきがあるかなぁ。結局アニメ描いてるのが豪華になっちゃうって面は30年あった割にゲーム側の進歩が弱いってとこだと思う。そして時々そのアニメが表示されない不安定バグがある。
あとラスボスにカウンター持たせるならもっとテンポのいい戦闘アニメにしてくれても良かったとかは最後の最後でデカい不満点。ラストの固有セリフを聞こうとしてんのに、のしのし歩く技は止めろや。のしのし歩くならもっとのしのし感のあるロボにしろやとも言える。
ま、2周目やるか。
と思ったんですが、AOS強化をいちから上げ直す引継ぎの面倒くささ! 快適性をもうちょいあげてくれ。なんで一段階ずつしか上げられないんだ。三十分ぐらいかからないか?