気持ち良く課金させるシステムが下手、ってのは商売としてどうなんだ……。

DLC課金圧力が強い。

 

それが最初に来てしまうテイルズの評判はヤバいな……とは言え、最近やってる頻度の高いUBIのゲームは割とコスチュームや武器、経験値アップ系などで課金圧力出してくるソフト多いというかメニュー開くと必ず出てくるんで、実際見たらあんまり気にしない気もするんだけど。

 

もう有料DLCによるゲームのカスタマイズなんて珍しくもない。

 

長大になるRPGで経験値やパークポイントを買って時間を短縮してサクサク進めたいという需要に応えるのも、必ずしも悪くはないと思う。オンラインマルチがあればスキンで個性を出したいというのもオシャレのひとつと考えられる。それが気になるのは「つまらない」か「ウザい」かだと思う。

 

つまらないから細かいことでイライラする。

 

そこは仕方ない。つまらないって評価はまぁそりゃもう仕方ないんだ。

 

ゲームに関しては本当に合う合わないがある。洋ゲーってFPSばっかりだなとは自分も思ってた口だが、色々遊ぶともう手触りの違いでこっちが好きでこっちが嫌いってのは分かれてしまう。一人称で銃を撃つという要素は一緒でもこれはもう生理的なものだと思う。売れてても合わないものは合わない。

 

テイルズみたいなシリーズものでそれが発生するのはまぁ客を見れてないって意味で別の問題はあるんだが、発売日に買ったゲームがつまらなかったらそりゃもうイライラである。

 

物理メディアを買ってきたら、ダウンロード、デイワンパッチ、アカウントへのサインイン、規約への了承、ゲーム開始までのいくつもの段階を踏み越えて、大抵の場合すぐには入り込めないオープニングを終えるまで一時間? それでもずっとつまらねぇ!となれば、そりゃネチネチ言いたくもなる。

 

ウザいってのは論外だ。

 

多くのゲームクリエイターが勘違いしてるなぁって思うのは、プレイヤーがゲームの面白さのいくらかを把握するのはプレイ開始から相当後だってことだ。基本的に新しいゲームは我慢から入る。マリオオデッセイだってキャッピー投げて杭抜いてコイン出してる辺りで「おもしれぇ」となってるプレイヤーは少数だと思う。BotWだって木の枝拾って振り回した瞬間に「おもしれぇ」とはちょっとなってないと思う。

 

段階なのだ。

 

段々と面白くなってくる。面白くなってしまえば大体のことは受け入れられる。そこまでは極力ウザさを避けなきゃいけない。我慢してる所にウザく絡まれたら人は怒るのだ。怒らせたら面白さはさらに遠のく。DLCで儲けることは悪くない。悪くないけど適切な、必要なタイミングでやらなきゃ商売としてダメだろう。

 

プレイヤーは人なのだ。

自分の小説は……読者を想定してないなぁ……(自戒)