ゲームプレイ日記 THE MEDIUM

最初の実績は猫にエサをやる、そんなゲームです。

 

カメラは固定の探索ゲームで超能力を使えてホラーで、というと派手な感じをイメージするかもしれませんがゲームとしては育ての親を見送るという非常にしっとりとしたチュートリアル。葬儀社で育ってるので主人公は死体やらなんやらに対してそこまで動揺しないし、霊も急に見え出した訳では無いので落ち着いてるなど基本的な設定部分を見せつつ、二つの世界を同時に視る要素を演出的にも生かしててなんだかいい感じにスタートしましたが。

なぞの男トマスに呼び出されてホラーゾーンへ向かうことに。

 

この道中の森がビジュアル的に非常に美しくて固定カメラを生かした見せ方で感心したんだけど、これを書いてる段階では行きの道でホラー的なイベントなかったこの長い道は完全に帰りに怖いことになるヤツなのではと不安になってる……やりたくねぇ……。

PVなんかで出てくる仮面の少女は「悲しみ」ちゃん。

 

舞台となる労働者の保養地のホテル?に残された霊的な彼女がいることで主人公は化け物に出会っても逃げ出さずに立ち向かわなきゃいけなくなるというストーリーです。僕は帰りたい。帰るって選択肢があったら帰ってた。そしてアンインストールして忘れることにしてた。

 

そんなメッチャ怖がらせようってゲームではないです。

 

ホラーゲーとしたらたぶん怖くない方に分類されると思う。ただこういうなにも起こらない場所で探索しながらびくびくする時間が長いゲームは苦手です。主人公は走っても基本的には小走りだし(自然ではある)、ずっと独り言喋ってて決してさみしい訳ではないんだけど、ともかく先に進むのが気が重い……。

 

化け物(第一形態?)はネタバレを避けるほどでもないデザインだと思う。

 

主人公の事を「着ぐるみ」にしようとしてるらしい、ぐらいのことしかわからないけど、最初の発見からはステルス逃げゲーになるのでこれもまた苦手要素。固定カメラでさらに相手の視界もよくわからないステルスは本当に怖い……そして見つかった場合に対処する超能力は一発だけです。

 

強引にアクションで突破もできないです。

そんな訳で鏡の世界に入ったところで中断。

 

蛾が苦手な人はプレイをお勧めしません。

 

蛾で死ぬし、蛾の中を突っ切らなきゃいけないし……蛾の羽音が耳に残ります。あとはパズル要素がそこそこ。カメラが自由に動かせないので道に迷いやすいのもあります。あとグルグルさせられる。道をふさぐ謎の皮膚を剃刀で斬るというシーンもあるのでその辺も注意かもしれない……グロさはたぶんそこまででもない。

 

ゲームシステムとしては画面の明るさはかなり調整が効くし、字幕の文字サイズもかなり大きく出来るのでユーザビリティは高いです。ただインタラクトできるアイコンは小さいし、ドアや通路を注意深く見てないと移動方向がわかりにくいので、そんなに目には優しくない。

 

あと写真の現像パートはちゃんと秒数を数えましょう。

 

あまりにもさらっとやらされるけど、出来て当然なのかはちょっとわからん。

 

3時間程度のプレイで実績は三分の一程度なんで、ボリュームはたぶんそんなに多くないはず……というのがつづける希望ですが、気分が乗らなければもうやらないかもしれない……やっぱ怖い。逆に化け物バー! って出てこないから怖いんだよ。