アメリカなんか止まらなくなってる。
歴史をひっくり返すと建国からなにから現代の価値観で肯定できないことが多すぎる上に若い国だからあんまり過去のことにできないと言う急成長の弊害みたいなものなんだろうけどね。
実際のところアメリカを肯定する術って世界制覇だけなんだと思う。世界を全部アメリカにしてしまうことを目的と正義にしない限り、あらゆる価値観が敵になりうる。民主主義も国益という価値観の壁があるから対立の要因になるわけで、全世界統一大統領を出せるところまで行かないと建前を完遂できない。
で、そんなの無理な訳さ。
今更ね、世界制覇する軍事力をどうひねり出すかって言ったら、人口を減らす覚悟で大量破壊兵器を思い切って使うしない訳で、そんな歴史的悪行をためらいなくやれる大統領が当選できる環境にアメリカがなることはないと思う。
で、中国だ。
中国共産党が崩壊せずに今の中国の路線を完遂するか、アメリカが覆い隠してきた欺瞞によって先に潰れるかのチキンレースに世界は巻き込まれつつあるような気がする。トランプが再選してもしなくてもアメリカの先が長いという気はしない。誤差だと思う。
日本はアメリカの行く末に大きく左右される。
その意味じゃ一時的でもなんらかの解決を見せて欲しいのだが、なにをどうすれば落ち着くのかさえさっぱりだ。コロナの鬱屈が着火剤だったとしても燃え広がる火種はアメリカ全土にあって、そして全世界にも広がりうる。
コロンブスの次はワシントンか？
もういってるか？ きな臭くない大統領なんていないので、リンカーンまで行ったらまぁ外に敵を作るために戦争かもしれない。それもまぁ仕方がないとは思う。アメリカがアメリカであるにはそうするしかない。
