本誌の展開を見るに虎杖か一番トリッキーなことになってるけど。
渋谷事変が折り返し。
しかしサブタイトルつけなさすぎて読み返す時困るんだぞ、こう言うの。既に二転三転してるから。と言うところで夏油死んでたってネタバラシが3年間の青い春になっちゃって脳内に溢れ出した。読者も溢れ出した。
悲しい。
若者の青春を大切にすると言う五条唯一のいいところが結果として足を引っ張る形。最強なのに自分で全部やらないことにしちゃったからね。人間性を保った結果が落とし穴。
そう考えると虎杖は脆い。
そうなんだよ。呪術を扱うには人を呪う属性がなさすぎるよなってところでのアレだから。呪うんじゃなくて呪いそのものかもしれない。怖いな。
猪野君とかいい奴から死にそう。
スッキリさっぱりしたキャラが出ると話が回る回るって感じで、スイスイ行くと思ったら再登場の伏黒父。こいつまたかってのとともかく物理最強すぎて問答無用の爽快感が重なるのは上手い。これに負けても同情こそされても役立たずにはならんもんな。止め方わからんけど。
虎杖と伏黒のコンビバトル。
一気にジャンプらしい展開になってて楽しいところ。いやナチュラルにクルマぶん投げて攻撃してるの怖いけどね。あれアメコミのヒーロークラスのパワーでしたっけ? 的な勢い。
で後書きがホラー。
作者の父は伏黒父と乙骨について自分がモデルだと感じる心当たりがある模様。よりによってその二人! 似てると思ってなかったけど、言われてみればどっちもぶっちぎりで生々しくおかしい人物だ。
ホラーだ。
身の回りの人を安易にモデルにしてるわけではなくとも、経験から滲み出る傾向は出てしまうわけで。そっかー、作者は伏黒なのね。そりゃ宿儺さんも注目するわ。主人公の中にいるのに相変わらず出番ねぇけど。
アニメ化しても二期とか喋るセリフすげー少ないことになりそう。セリフ宿儺。こんなダジャレで溢れることになるので先に言っておいた。二期とか言う前に一期で売れ行きが伸びるかどうか。あとがきで書いてるけど時勢ってもんはあるからね。