ONE PIECE 第252話

“JUNCTION”を読み返しました。

 

神!?

…ああ…

ナンボのもんよ!!

金より値打ちあんの!?

 

空島が黄金郷だったと知ったナミが完全にやる気。このアグレッシブさを最近はあまり見ない気もするけど、よく考えたらナチュラルにマムからゼウス盗んでるのもそれだな。なんとなく成功してるけど冷静に考えたらどんなバケモノかわからんものをよく肌身離さず。

 

ルフィたちは試練スルー。

 

シャンディアが突入してきたので神官たちはそっちと交戦。重要度が低いと思われてるので放置される。ここで残りの3人がルフィたちに向かってたら状況はかなり違っただろう。マントラの対抗策は出なかったんで、ひとりぐらいは脱落させただろうからな。サンジとウソップは空島編では大活躍する訳だし。

 

ワイパーと接触

 

とりあえずと言う感じで大砲ぶち込んでくるワイパーはやっぱ敵を作りすぎだよな。能力者だと知ったらすぐ構うなとか言ってるけど、手を出してから言ってもさぁ。

 

おいお前 何すんだァ!!!

覚悟あんのかァ!!

 

ルフィのケンカ腰も当然の反応になっちゃってる。命が惜しければ青海に引き返せ、とか言うなら帰り方ぐらい教えないと。敵対して敵を増やしただけである。どーもワイパーのリーダー性は微妙だ。強いであろうこと以外はあんまり評価したくなるポイントがない。

 

シャンディア対神官。

 

4ページほどの戦闘描写。激しい戦闘なんだろうが膠着状態。結果的にはシャンディアが早すぎて神官の試練で潰し合う漁夫の利を取れてない。ルフィたち当人は空島にも夕暮れがある、と言うようなことを言ってるぐらい余裕で祭壇まで到着。

 

燃えるヤリとはヤベェ野郎だな…!!

燃やされたのがお前じゃなくてよかったよ!!

だはは!!

船の事は後で考えようぜ

 

祭壇ではボロボロのメリー号と船を守れずしどろもどろのチョッパー。ここのウソップがそれでも自然に船医の方を気遣う兄貴ムーブを見せるからこそ、この先でのルフィとの対立も際立つ訳だ。自分より弱いと思ってる相手には優しい男ですよウソップ。強いとわかるとネガティブが発動してドレスローザでの小人見捨てかけるみたいなことになるんだろう。勇敢さに必要なのは自信。なんで自己評価低いんだろうな?

 

ガン・フォール重傷。

 

サンジがピエールに礼を言ったりしてる横でルフィが真剣な顔でヒゲを持ち上げてる絵がなんか変。そういえばルーシーのヒゲが形状的に似てる気がするがカッコいいと思ったんだろうか?

 

黄金かァ

こんな冒険待ってたんだ!!

 

そして方針決定の作戦会議。空ザメをさらっと丸焼きにしてる絵。ここまでほぼ空島の事情には深入りしてこなかった結果として黄金探しが目的になる形。海賊らしい冒険、そしてロマンがテーマ。そう考えるとワンピース探しになるであろうラフテル突入時もこんな感じになるのかもなぁとか思う今日この頃、コロナの影響で休載が増えることも予告され、もともと五年じゃ無理だったものが普通に十年コースへ突入してるのを感じます。

 

考える時間が増えたらネタが増えると思う。

 

尾田栄一郎がそれを盛り込まずにONE PIECEを完結させるとは思えない。果たしてこの仕方がない理由によって生み出された連載期間延長が吉と出るか凶と出るか、現実の時代のうねりも止められない。