ONE PIECE 第246話

“迷いの森の神官サトリ”を読み返しました。

 

よし!!

『玉』行こう!!

楽しそうじゃねェか?

 

ルフィの判断基準には反論しつつも暴力的な響きがないと同意するウソップという具合で一番搦め手っぽいサトリを選ぶことになる一行。単純にルフィとサンジがいれば鉄や沼辺りだったら楽に突破してた感もなくはない。紐は突進タイプには相性悪いか。

 

のどかわいた

お茶にしようぜ

 

あァ!

そうしよう

お前のリュックのせんべい開けろよ

 

あー

いいですなー

 

試練は垂直落下の滝からはじまり、島雲の玉が浮く空間へ。ルフィは当たりなんじゃないかと言い、ウソップもすぐに気を抜く。ビビりと図太さが同居しててウソップのキャラはネガティブとは違うんじゃないかと思うんだが、それはまだまだ先の話だ。サンジだけ警戒しててせんべいかじりながら玉でバレーはじめるルフィたちとか酷い。

 

玉から蛇、そして爆発。

 

びっくり雲のギミックが発動したところでサトリ登場。玉でありサンジからはダンゴのあだ名を即座に与えられる丸さにしか特徴がないやつ。と、思わせての“心綱”(マントラ)、後に見聞色として覇気の一種になるやつ。さらに衝撃貝による打撃は最近になってルフィが武装色で身につけたやつ。

 

衝撃は体の“髄”より

破壊する

 

打撃無効のゴムゴムメタとして誕生したと思われる設定がここから70巻後まで攻撃の要として扱われてるのは何気にすごいことであり、それを最初に見せたサトリは強キャラっぽく記憶されてもいいはずなんだが、そうでもないのはなんでだろうかね?

 

やっぱカッコよさゼロの見た目かな。

 

ルフィ、ウソップ、サンジを玉のギミック込みでも食い止めるのはこの時点でもそこそこ強いはず。衝撃貝を頼ってるのは単純な腕っ節がそこまで強くないからってところはあるに違いないけど、マントラに関しては神官の中では抜きん出てたはず。ルフィが初手を見せる前に伸びることに気づくのは未来視だし、カタクリの鍛えすぎて未来が見えるまではいかずともサンジのスピードについてくるぐらいには近接でも対応できる。

 

空島デバフがどうなのか、か?

 

すぐ順応した、と言うギャグ以降はまったく触れられてないけど、空島では一味全員が一定以上の弱体化しててもおかしくはないんだよな。そして迷いの森の試練は生存率10%。この正直な自己申告が強くないっぽさに拍車をかけている。10人に1人突破されてんのか、遊んだのか。

 

まぁ、強くなくても別にいいのか。