ONE PIECE 第245話

“神の島の冒険”を読み返しました。

 

1000年くらいなきゃ

こんな大樹は育たねェだろ…

 

登りてェ……………

 

スカイピアの地図と実際の島から受ける印象が違いすぎる。200年前の時点で古地図だったかもと言うサンジの推測だけど、この世界の現行の歴史が1000年以内には収まってることから言うとなかなか大胆な発想でもあるんだよな。紙の発明とか共通言語の問題はまぁともかく、1000年前から空に文明があったって話をすっと口にする前に疑問が大量に出てくると思う。まぁ生まれはともかく戦闘と調理以外の教育はそこまで受けてないからなこのMr.プリンス。

 

ルフィの高いところに登りたい欲は微笑ましい。

 

カラス丸でアトラクションな入り口を抜けて沼、鉄、紐、玉の四つの試練を見つけるところまでが今回。この入り口のアトラクション部分、巨大な鎌が振り子で襲ってくる機械仕掛けはエネルの趣味なのかね? 他にやりそうな奴がいないんだよな。マクシム作ってたこと含め、機械工作が好きそうなエネルのバックボーンは割と最後まで謎なところも再登場を期待される要素だと思う。仕込みがありそうとも言える。

 

あァウザってェ!!!!

 

剣士なのに空サメを殴り飛ばすゾロ。ルフィがいなくなったことで率先して次の行動を考え、結構まともなことも言ってる。『道に迷ったらそこを動くな』とかね。自分が動く気満々なことを別にすればまとも。ルフィたちの方は神がどうとか考えてないけど、こっちはロビンもいてちゃんとしてる。

 

悪ィがおれは

“神”に祈った事はねェ

 

その上で無視するからそこはそれで厄介であり、ロビンは祭壇が軽く1000年を超える文明だと判断して調べに行く気満々で止める側には回らず、ナミを唆して宝石とか探す感じに持って行く。空に飛んだジャヤの遺跡が1000年ものであることと、森が成長速度を速めて1000年ものになってることは偶然の一致なんだが、この遺跡を作った文明は何気に世界政府以前の存在なんで重要要素か? ロビンが考古学者として語る相手が一味にいないからどう言う歴史的なものなのかわからんのよね。

 

で、アーアアー。

 

祭壇から森へ飛び移る時にウソップアーアアーより先にゾロがやってます。東の海ではターザンがポピュラー? いや、そもそもアーアアーってターザンがオリジナル? あれ? よくわからなかったんでググったらアーア・アーで区切るらしいことがわかったりしましたがオリジナルっぽいのかな。

 

ターザンって白い肌のことらしいよ。

 

人間に関して肌の色はあんまり差をつけないのが特色のこの作品では伝わりにくくない? つーかターザンの世界観って普通にONE PIECEの世界より進んだ文明の時代だよな? 貴族生まれの野生児の話がONE PIECE世界で普通に語られるのかも疑問だ。ちょっとしたパロディなんで深い意味はないと思うけど気にするとなんかすごい違和感のあるネタではあった。

 

一番危険なのおれだっ!!!

 

チョッパーひとり留守番。ま、あの、ナミは連れてってやれよとは思う。ドラム編から考えると空島までにゾロがチョッパーの戦いぶりを見てるシーンが記憶にないのでどう評価してるかわからんし、ロビンが本格的に可愛がり出すのはウォーターセブン以降だし、面子的にナミが面倒を見る番なんだが、うっかりしてたっぽい。ナミってしっかり者だけど、根本的には妹気質なんだなって思うところ。