タピオカを吹く女が表紙だ! そう言う意味ですよね!?
ガブッと唇を噛まれた、そんな誤解をするぐらい百合ってるさわ子と神林ですっかり回ってるこのマンガですが、遠藤くんが遠藤くんってキャラで復権してきた感があるネタも多かった。
『これ 自分好きそー』
わかる。ある程度、自分の趣味に自覚的になってくると、そこを狙い撃ちにしてくるかのようなものには一歩引いてしまう。期待しすぎに自己防衛する感じ。で、長谷川さんが遠慮のないツッコミを入れてくれるぐらいの距離感になってきたのでこのマンガ的には余り物カップルな感じだった2人がしっくりきた具合。
でも遠藤くんのさわ子に対する気持ちはどうなったんだ?
純文学的主人公ムーブとしては長谷川さんに惹かれていくこととさわ子へのもともとあった気持ちで揺れ動き昇華していく過程が求められるところだ。ガチ恋愛マンガじゃねぇ? そう言うギャグもあるんじゃないの?
なろう小説ネタがぶっ刺さる。
数少ない存在証明として投稿する側にいなきゃな、と思ってはいる。自粛期間だし書くかー、って書いてますよ新しいの。もうでもなにが面白いとかよくわかんないですよ自分の創作。なんか酷い内容になってきて公開を躊躇ったりしてますよ。プロの作品には客観的になれるのに自分を上手く切り出せないアマチュアのクソムーブですよ。
ああ無情
レ・ミゼラブルと一致してないあるある。でも今だと図書館で古い本を手に取らない限り見かけないタイトルになってないか? とも思わなくはない。あらすじ聞いて、と言うかジャン・バルジャンの名前を聞いて思い出せないのはどうかと思うが。
さわ子のセリフがアニメの声で結構再生される。
個人的には珍しいのでハマってたんだなぁ。二期やれよ、みたいなことはもうコロナ後に稼ぐことしか考えようがない業界には無茶を言ってるとわかってるが、原作準拠キャラデザでやってくんねぇかなぁ……。連載10年目前らしいしさぁ。
コロナに触れるあとがき。
4月6日に書いてた、ってことなのでこの状況下でもちゃんと発売まで持っていってる出版関係の方々に感謝です。この本も通販で買ってますが、使えるところに金を使って多少は経済回しましょう。そして本を読んで色んな世界を旅するのもいい。楽しいことだけを考えて生きる。引きこもって現実逃避するのが社会貢献になるかもしれないのは今だけになるようにね。