ONE PIECE 第235話

“突き上げる海流”を読み返しました。

 

ルフィ46分遅刻。

 

ベラミーを一撃で沈めて金塊もさっさと回収し、追撃も受けなかったのに何故? と思ったらヘラクレス捕まえてた。自由すぎる。完全に殴ったら当初の目的忘れてスッキリしてただろ案件。

 

メリー号フライングモデル。

 

なぜか鶏モチーフ。ま、白いから。トサカつけるだけで種類わかるのも絵的に楽だから。揚力とかそう言う概念に関してはこの世界に飛行機は存在しないのでとりあえずオッケーなのだ。ルフィがロケットを知ってるのに飛行機が存在しないのはなんでなのかはよくわからない。

 

ONE PIECEが飛行機、って可能性はなくもない?

 

まぁ空飛んで海どころか陸まで好き勝手に行き来できて、空島で登場するマクシムがそこそことんでもないので、それ以上の兵器的な性能もあるとすれば世界はひっくり返るし、大海賊時代を終わらせそうで、ルフィも喜ぶだろうから条件としてはありだろうと思わなくもない。飛行機はロマンだったし、笑い話でもあったし、技術的な意味で早すぎたとは言えるかも?

 

とは言え、絵的にそれに説得力を出すのは大変だ。

 

少なくとも読者側の現実においてはありふれた技術だからなぁ。単純に飛行機! どん! ではインパクトがなさすぎる。その意味ではあんまり有力候補とは思わない。合体ロボだ、と予想してる人間の言うことだから似た様なもんじゃんと言われりゃその通りだが。

 

“黄金郷”も“空島”も!!!

過去誰一人

“無い”と証明できた奴ァいねェ!!!

 

バカげた理屈だと人は笑うだろうが

結構じゃねェか!!

それでこそ!!

“ロマン”だ!!!!

 

クリケットさんの見送りの言葉。人が笑うようなバカげた理屈、そんなようなものが大秘宝なんだろうなと言うことを示唆してるんだと思う。ジャヤは重要な要素がてんこ盛りなんで伏線としてならここしか張れないってとこ。なんなんだろうね、実在するバカげた理屈。実際のところ簡単に確保できないから置いてきたことになってるんだろうと思ってるんだけど。

 

そしてノックアップストリームへ。

 

大渦の中心へ船を出す。ロマンで死ぬ。この決断ができるか否かが海賊王への道筋であり、ロジャーが辿った道なのだ、と言うことを含めての空島行き。スペクタクルである。実写ドラマでこういうのできるのかね?