ONE PIECE 第102話

“さて、偉大なる航路”を読み返しました。

 

ラブーン登場回。

 

設定的には西の海のみに生息するアイランドクジラなんで、やっと冒険の本番って意気揚々と山を越えてきたら蹴つまずいてるみたいな話ではあるんですが、ご承知のようにブルック登場に絡みラストで再登場も約束されている重要キャラです。

 

こっからブルックまで何年計画だ。

 

ですが初見では偉大なる航路だけにデカいクジラも出るよな! って納得して読んでました。設定はともかくスケール感を出していくのって大事だ。メリー号との対比だと大型の海王類の何倍かはある。ともかくONE PIECEは巨大なもんが大好きってマンガだと思う。おっばいとかな!

 

立ち塞がるクジラにルフィ先制の砲撃。

 

船を止めるために大砲を撃つアホ行動。メリー号の船首がいきなり折れる。ここから海賊船としての受難がはじまってます。大事に乗られた、かは正直わかんない。ウソップは大事にしてたと思うが、メインマスト折ったのもルフィだし。

 

特等席を折られたのでクジラの目玉を殴る。

 

チンピラだよこのルフィ。海賊だから間違ってないが、この時点で相当にかしこさがなくなってる。結果として船ごとみんな食われる事態。そして吐けと言いながらクジラの背中を殴打。これ海外で放送できたんだろうか?

 

待ってくれよ!!

おれの仲間を返せ!!!

これから一緒に冒険するんだ!!!

大切なんだ!!!

 

偉大なる航路に入った途端にこの有様、ほんとまぁルフィって浮かれるとどうしようもない奴ってとこありますよね。つい数話前に死を覚悟して笑ってたのはなんだったのか。慎重さの欠片もない。まぁ慎重に振舞ってる海賊王なんていませんな。それが自由だ!

 

結果オーライ。

 

クジラに謎の入口、そして胃の中で大王イカと謎の島。そんな感じの引きです。クロッカスさんです。元海賊王の船医、要するに段取りとしては予定通りってとこ。ネタ元的にはピノキオだしね。デカいクジラが出たら食われるまでは予定調和なんで。