ONE PIECE 第233話

“世界最高権力”を読み返しました。

 

…同情しか残らねェ ケンカは

辛いだけだ

 

ベラミーにやり返しに行かなかった理由を聞くナミ。やり返すもなにもやられていないと返すゾロ。で、伝わらない。まぁ女性はケンカに関して自分がスッキリするまで引きずる傾向があるよね、とか言うと怒られるんだろうか。男のケンカは割と翌日には忘れてる、みたいな話は昔のマンガだと多かった印象。今はどうなんだろうね。

 

 

ルフィは金塊を取り戻し人差し指を立てる。中指じゃなくて良かった、そんな冗談はさておき、ここのルフィの無表情はなんとも言えない感じがある。大ゴマ使ってこのなんにも感じてないって顔は、ベラミーとその一味にまったく興味がないってアレなんだろうね。

 

と言うところで世界情勢編。

 

最初はバギー。とある島の洞窟だと思ったらトンネル工事現場ってギャグ。キャプテン・ジョンに関しては死体がモリアのところにあったり、トレジャーマークをルフィが手に入れたり、ロックスの一味だったりと周辺的な情報はそこそこ出てるけど実像は謎。バギーが追い求める“伝説の洞窟”とは果たして。

 

そしてルフィ懸賞金の話。

 

ルフィの懸賞金がいくら上がろうが討ち取りゃいいと言う感じのセリフは当時はネタっぽかったけど、ロジャーの残党にして四皇シャンクスの兄弟分、七武海バギーとまでなることを考えるとあながち冗談でもなかったんだろう。まぁ全盛期ロジャーを見てた男からしたらこの時点のルフィを脅威とは思わんな。

 

そしてエース乱入。

 

芳ばしい料理の香りに誘われてやって来たらしい。ちゃんと黒ひげ追ってた? みたいなアレだが、キャプテン・ジョンの財宝を探してたバギーと絡むってことを考えると黒ひげのルート取りに過去のロックスが関係してくるかもしれない? と言うような伏線かもしれない? いや、考えすぎだとは思うが、最近の怒涛の伏線回収を見ると終盤に絡む要素はしっかり初期構想から存在してそうなんだよな。

 

バギーは白ひげと会ったことがあると語る。

 

メシ食いながら寝るエースに手を出すなと言ってからのこれ。性格的には自慢話になっともおかしくないんだが、自分の素性に関わるからか言葉を慎重に選んでるよね。直に会ったことがあるだけじゃなく、なんか白ひげからも覚えられてる辺り、そこそこ面白ムーブしてそうだし、なんかエピソードもあるんだろう。

 

そして聖地“マリージョア”の五老星。

 

世界政府最高権力、としか長年わからず、それでも最近になってイム様の下であると言うことが判明してようやく出番が近付いてると思われる人たち。果たしてどうストーリーに絡むのか。バトルの相手とも思えないし、なんなんだろうね。

 

そしてドフラミンゴとくま登場。

 

七武海の二人。25巻で登場し、79巻で敗れる前者と、未だルフィたちより格上感を残しつつも無敵奴隷で本人がなにかを語る機会があるかどうかわからない後者。どちらもこうなるとは思わなかった登場だったなぁと懐かしむ。