ONE PIECE 第200話

“水ルフィ”を読み返しました。

 

“八武海”だ!!!

 

七武海とルーキーの間にある格の差についてクロコダイルに言われてルフィがこう返す回。シリアスな顔でなに言ってんだ、からのさらなる衝撃であるサブタイトル。記念すべき200回ですがもはや連載にそう言った気負いはない。1000回はたぶんなんらかの大ネタを仕込むと思うけど。

 

砲撃手を探す一味。

 

クロコダイル戦を完全にルフィに任せることで仲間たちは眼前の問題に集中できるし、チョッパー加入後初の全体行動だったりする。つーか、なんとなく全体って言ったけど、ルフィ込みで全員がまとまって動いたこと移動以外だとほぼないよな? 船長が常に独断専行するからなんだけど。

 

2秒だ

 

ゾロとサンジの息が揃ったセリフ。有象無象のザコと呼ばれるのも砲弾で全員が吹っ飛ばされる予定のビリオンズにはかわいそうな称号ではあるが、この二人の相手をさせられるのも普通に吹っ飛ばされるだけなので大差ないな。

 

対クロコダイル、ラウンド2。

 

水さえあれば殴れる。その状況ですが、まぁクロコダイルは特に余裕を崩してはいない。実際、毒針の切り札のことを考えても弱点を把握されての戦闘経験も豊富なはずである。とは言え、ゴムゴムの銃、銃『散弾』、銃をフェイントにした裏拳とルフィのセンスにはやや圧倒され気味。近接格闘タイプじゃないんだよな、たぶん。

 

樽を吹っ飛ばされそうになっての水ルフィ。

 

完全に水風船。樽いっぱいの水を一瞬にして飲み干すことがスゲェとかそんなツッコミを入れる間もない正気を疑う戦法にクロコダイルも驚愕を隠せない。しかしゴムの性質として内部に詰め込むって発想は風船からはじまり後のタンクマンに受け継がれていく要素ではあるので初期構想からあった活用だと思う。

 

ポンプ機能はムチャクチャだけどな。

 

両腕をキュコキュコと動かして腹の水を押し上げ口よりでかい水の弾を撃ち出す。うん。勢いで受け入れたけど、人体の機能とか関係ないな! まぁ敵も大概そういうことをやるのでバランスは取れている。ルフィの体だけが特別変なわけではないのがリアリティラインだ。

 

誰がフザけてるんだ!!?

おれはいつでもまじめだぞ!!!

 

そうだったっけ? まじめにフザけてると言われればルフィは確かに命懸けでフザけてるとは思う。ギア3とかな。ウェデイングケーキから鏡分身引き連れて飛び出したのとかな。フザけてない、ってのはウソな気はする。八武海は言いたかっただけだろうし?