ONE PIECE 第192話

“旋風注意報”を読み返しました。

 

プルトンの名前が出る回。

 

クロコダイルが宮殿に現れたことで国王軍はアラバスタ乗っ取りが事実だと理解したけれども、爆破のために外に出されてたので門は閉じられてるし、ハナハナで階段から落とされるしで蚊帳の外にされてしまう。一般兵多人数相手だと本当にハナハナは便利すぎる。

 

で、わざわざコブラをビビの目の前に連れてくる。

 

見せつけたがりだねぇ。まぁプルトンについて質問する場合、コブラ本人が口を閉ざしてもビビが聞いていれば喋るかもしれないし、逆にビビを拷問すれば口を割らせられるかもとかあるんで対面させる意味はあるんだけど、レインベースで素直に拘束しとけよとは思うところ。

 

とにかく…

最初に言っておこう

おれはお前ら親子を助ける気はない

王国が滅ぶ時は王族も共に滅ぶのが

自然の流れってもんだ

 

ルフィを殺したか殺してないかみたいなやりとりをどうでもいいと言った上で言うことはこれ。王族ってものに言いたいことがありそう、と読むべきなんだろうかね。実際のところ反乱が成功したらコブラは当然断罪されるし、ビビだってただじゃすまない。クロコダイルが成りかわるにしても民衆の怒りを収める必要があってそらそうなるだろって話。そこをあえて言うのはクロコダイルが海賊になった経緯とも関係があるのだろうか。

 

で、ナミ対ミス・ダブルフィンガー決着へ。

 

天候棒を理解したんでウソップの一発限りの大技を当てるためのスキを作るべく、レイン=テンポ。水芸って言われてるけど雨が降らない水の貴重な国であんな棒からスプリンクラーとかそこそこ大量の水を出す技ってとんでもなくない? ウソップはこの技術をなんで水を飲むときに応用しなかったんだろ。

 

シー・アーチン スティンガー。

 

ミス・DFの頭髪をウニ状に尖らせて回転しつつの頭突き。石の壁が焦げて丸く穴を開ける。この描写はボンちゃんのライフル一発の蹴りより強いって意図で入ってると思うけど、ナミを倒せなかったんで雑魚っぽい扱いになりがちだけどこの人の身体能力普通に高いよな。さらに針治療のスティンガーフレイルでは石の柱ぶっ倒してるし。うーん。何者なんだ?

 

サンダーボルト=テンポ。

 

とは言え、ナミを倒しきれない間に水撒きからの冷気と熱気で雲を作られ、雷を落とされる。それでも一瞬意識を失うだけなんで威力は微妙? この技に関してはむしろ鉄であるMr.1相手に繰り出されてたら効果覿面だったかもみたいなところもありますが、トゲが避雷針って言う説得力も捨てがたいか。

 

蜃気楼分身で食らったフリをしつつ。

 

トルネードに

ご注意下さい

 

あれだけ宴会芸に振り回されながらもウソップの大技は少しも疑ってないのいいですよね。いや、(ウソップ談)とか、心理ネーム的には少し疑ってるけど、やるときはやるって信頼感は損なわれてない。まぁ一発限りの目玉がウソでした! じゃもう仲間とも呼べないけれども。