“アラバスタ動物ランド”を読み返しました。
ラクダ騎兵にエロパワーで加速するハサミ、クンフージュゴンもいるでよ、と言う具合で前回までのシリアス具合から一気に冒険モードのエピソードなのでこのサブタイトルなんだろう。実を言うとこの辺りからサブタイトルが雑になってる気はするんだが。たぶんみんな覚えてる“へーそう”とかね。
ルフィ、ロビンに救われる。
流砂から自力で頭までは出したものの、そこから這い上がるまでには至らず、ハナハナで持ち上げてもらう形。『………ありガとう…』のセリフの時点でしっかり顔を見てて、もうルフィの中では敵じゃない感じ。ナノハナに到着するイガラムもこの話の中で明かしてる。
…………なぜ
戦うの……?
……?
“D”の名を持つ
あなた達よ……
ロビンの唐突な質問に息も絶え絶えながらルフィは答えようとしてる風ではある。読者はもちろん本人も知りゃしないので答えられないんですが、ここで読者的にはクロコダイルとは別の目的で動いてる女だとしっかり印象づけしつつ、自然な流れでペルにルフィ救助をバトンタッチして行くわけです。
サンドラ河渡り。
ハサミは砂漠の生き物なので水は苦手。ぶっちゃけ、アルバーナまでの行程はそんな色々とやらんで時間飛ばしてもいいぐらいなんですが、カニが加速して水上を走るとか出現がごくマレで人間が大好物のナマズとか弟子入りジュゴンの恩返しとか、地道な冒険の面白さを忘れまいと言うことをやってるよね。政治劇に突っ込みすぎてるというバランス意識はあったと思われる。
で、超カルガモ部隊。
動物を乗り継いでの移動のラスト。カルーってここまでは特に活躍らしい活躍もなかったんだけど、ここで隊長と明かされてからはガンガン漢を上げて行くよね。動物ゲストとしてはやっぱ不動の一位か。
ビビの写真破られる。
No.エージェント側の描写に移り、反乱阻止敗北条件の再確認。イム様が手配書やらしらほしの写真を切ってるのでふと思ったけど、この手の描写わりと多い気がする。このシーンは作中に実在の写真を破ってるって意味じゃなくイメージだろうけど。