ONE PIECE 第179話

“決戦はアルバーナ”を読み返しました。

 

素敵マユゲとまりもヘッド。

 

燻っていたゾロとサンジのライバル意識が決定的になった回。ルフィが負けてしまうとビビってる、って話なんですが、まぁこれはミホークと直接戦ったゾロにとっての七武海イメージであると同時に、戦いを見ていたサンジの抱いていたイメージでもあるので、世界最強レベルを思えば当然の感情だね。

 

ミホークが負ける姿を未だに想像できないもんな!

 

ONE PIECEのの5年完結が普通に無理だろ、って思うのはゾロとミホークの決着とか話に組み込む余地がなさそう、ってのはあるところ。弟子入りした時点でもう師匠越えイベントになるんだけど、世界最強より強い剣豪がどっから出てくるんだ問題になってる。ワノ国最強の侍がそう言う役回りでなきゃだれだろ。スケスケ食っちゃった人は能力者の時点でもうちょっと除外なんだよな。

 

そしてルフィは実際に負けてる。

 

懸念は現実に。見れば見るほどガッツリ心臓を貫かれてるぐらいの位置に突き刺さってる訳ですが、ここでもクロコダイルが負けフラグを立てていく訳ですね。ユバの死とルフィの死を重ねてしまう。いくら砂に埋もれてもオアシスの水は湧き出てくるし、ルフィも蘇ってくる。水樽ごと貫いたことで手首を捻られ弱点を晒す失態。長話は良くないっすね!

 

砂嵐を見ていたスモーカーはたしぎに後を任せる。

 

クロコダイルと対面して状況は理解してるっぽいけど七武海はあくまで政府側、ここで自ら独断専行しない辺りの冷静さが良くも悪くもスモーカーの立ち位置。主人公属性が与えられてれば、たしぎに任せず自らの正義を遂行しようとしただろうけどね。

 

この国のたどる結末をしっかり見ておけ

滅ぶにせよ生き残るにせよ

時代の節目にゃこういう事態が必ず起こる…!!!

 

もうちょっと具体的に言ってやれよ、と思わなくもないけど、たしぎの実力で(スモーカーの実力でも)クロコダイルと事を構えてもなんにもならないだろうからこそ責任を取るとしか言えなかったのかもしれない。この辺りの経験者は語る、って感じを見るにスモーカーが東の海にいたのは左遷なんじゃ? とか海兵として若い頃に痛い目を見てる過去がありそうとか思ってたんだけどそんな話をこれから突っ込むところがなさそうなんで拾うタイミングを失った布石って感じがする。

 

たしぎは麦わら追跡を指示。

 

コブラが戦いを嘆いている間にもう止めようもなく各陣営が動いてるって様子を描きつつ、流砂に埋もれたはずのルフィが頭を出して肉と叫んで引き。這い出るところまでは自力っぽい辺りがルフィの生存能力の高さって感じ。