ONE PIECE 第168話

夢の町“レインベース”を読み返しました。

 

天候棒登場。

 

ナミがウソップに頼んだ武器。いわゆる最初の宴会芸アイテム。器用さこそ示されていたものの、武器職人なジョブを追加されたのは割といきなり? この手の技術があんまりウソップ側で使われてない、ってとこもあるか。

 

サンジ、自称王子様。

 

まぁMr.プリンスを名乗るのがこの後の話なんでそれに合わせて出た設定でジェルマ絡みのネタとしては後で拾ったんだと思う。そうじゃないと実家を嫌ってた心情と微妙なズレがあるし。冗談でもプリンスとは名乗りたくないぐらいの過去だったから。

 

先回りしてたスモーカーとばったり。

 

レインベースに居たのは勘らしい。たしぎもろともルフィとウソップが口に含んだ水をぶっかけられるのは勘が悪いような気もしなくはないが、結果的にはこの流れでクロコダイルまでたどり着いて出世の足掛かりを掴んだので運は持ってる。この後、煙の拘束がゴムゴムの風船でさらっと破られてるのはやっぱちょっと弱い気が。

 

雑魚の海兵はサンジが食い止める。

 

ゾロもやるんだけどたしぎ相手には逃げ出す。その顔をやめろ、ってセリフはもうラブコメ要素だがフラグは立たない。と言うか本当にくいなに似てること以外の展開に乏しい。無意味なキャラでもないはずなんだが持て余してる感を受ける。そんな感じでドタバタ逃亡劇を繰り広げレインディナーズへ。

 

ハハハハハ!!!

マヌケな鼠どもを迎えてやれ…!!!

 

クロコダイル側からすれば反乱を止める鍵となる王女を連れた海賊がやってきてくれてラッキーとしか言いようがない状況ではあるが、ビビさえ抑えればルフィたちの相手をする必要まではない、その点でこのサービス精神が仇となる訳です。

 

派手好きだよねクロコダイル。

 

プルトンを手に入れてなにを狙ってたのかはわからないけど、軍事力を世界に誇示してなんかやらかすために地道な計画を進めてた訳で、ストレス溜めてたのかもね。麦わらの一味はいいサンドバッグだと思ったら逆にしてやられた、って感じ。まぁ、結局は部下のほとんどを信用してないって意味で孤独を抱えてもいる。精神的な余裕は乏しいんだろうな。