“作戦名ユートピア”を読み返しました。
『ユバ』はね…
砂なんかには負けないよ…
何度でも掘り返してみせる
ここは私が国王様から預かった大切な土地なんだ
ビビが反乱を止めると笑顔で請け合い、一味は仮眠、枕投げみたいな旅行感のあるイベントこそ挟まれているけどトトおじさんはシリアスそのものであり、ルフィもそれに感じるところのある回。
カジノ“レインディナーズ”。
集められたオフィサーエージェントたちは遂にクロコダイルと対面。わざわざスナスナ使って唐突に現れた風演出をするこの七武海はオシャレ男ですが、冷静に考えると正体を明かした時点で能力も知られるぐらいの知名度がないとおかしい気が。スナスナについては最初の噛ませ海賊も把握してなかったし意外と秘密なんだろうか? 水が弱点、ってとこまで知られてたら覇気なしでも殴られるんで隠す意味は大きいけれども、元賞金首って意味じゃ広まってておかしくないしなぁ。わからん。
七武海になってから実を食べた?
それもありえなくはないんだよな。能力者こそ多数登場するものの、悪魔の実そのものに関してはルフィたちですらあんまり遭遇してない。食われちゃってるからレアってのもあるんだろうけど、入手に関して黒ひげみたいに条件把握してる風でもない限りは難しそうなのは意外と連載初期から一貫してる。下手に手に届くところにあるとだれかに食わせなきゃ変な話になるからってのあるかもだが。
『ユートピア』は最終作戦。
おれが欲しいのは金じゃない
地位でもない
“軍事力”
富、名声、力のうちの二つを捨てて力のみを求める男クロコダイル。古代兵器プルトンだ、って話はまぁもうネタバレもなにもないぐらい明らかにされてから時間は経ってる訳なんだけど。アラバスタ王国が潰れて、英雄クロコダイルが国ごとそれを奪った上で、果たして理想郷が生まれるのかはいま読み返すとわからないところ。
バスターコールは追い払えるだろう。
普通の海軍が敵にならないぐらいの軍事力でなきゃ古代兵器も大したことなくなる。とは言え、バスターコール以上、それこそ三大将が出張ってきたらどうか? クロコダイルの仮想敵には白ひげも含まれてるはずだがグラグラに対抗できるのか? プルトンの名称的には核爆弾をイメージするけど、マムやカイドウをそれでどうにかできるってほどシンプルに勝てるイメージはないのではないか。先制攻撃で使えば一陣営ぐらいは潰せるだろうけど、バランスが崩れれば一気に潰される気しかしない。
古代兵器ってもっとトンデモ?
核爆弾っぽい名前はやっぱりミスリード感があるよな。使いどころが限定的すぎるし、しらほしとフランキーの持ってた設計図で作れるものとで対抗する関係になるとは思えない。この辺はベガパンク辺りと一緒で相当に明かすタイミングを引っ張ってる要素だよな。
やめた
小さな樽に入ったユバの水を大切に飲むとか感激しながら受け取ったルフィが唐突にビビの先導を拒絶、ってとこほで次回。やたら印象的な例のセリフが出る訳です。んー、盛り上がってきますね!