超可動ガールズ あくまのゼリーは完全に音速丸さんだ! 3巻

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MPズコズコ吸われる! タピオカミルクティー話。

 

今年中に出てないとネタの鮮度的にギリギリだ! と言うわけで、アニメが終わったら早々に畳むのかなと思ったけどふつうにつづくらしい。それはとても嬉しいことだ。

 

アニメ二期やって欲しいけどねぇ?

 

キャラを掘り下げ出してからがこのマンガの面白さが加速するところだし、アニメはさわりを見せただけで終わってる感じが。D.Pがマルハゲを見る話とか好きですよ。キャラを立ててギャップを堪能する。なんだかんだ前シリーズから7冊目。あざといこともできるように。

 

ミコトの変身回も。

 

ホント、ライダー好きな? ってぐらい各作品にネタ突っ込んで新コスチューム作って楽しそうなんでいっそもう特撮メインのマンガも描いてくれって感じですが。ミコトが変身するスピンオフ特撮ヒロインもの。ノーナの話が落ち着いてからなんとなく役割を失ってるオズマとのコンビでガラ粉を悪用する悪の組織と戦っちゃったらいいじゃない。

 

そしてオズマくんがイケメンになって結ばれてもいいじゃない?

 

本編のラブコメとしてはどうなんだろうね? ある意味でもうハーレムルートなんだけど、ガールズ編で投入された憧さんの話は微妙に遠距離恋愛なんで動きがゆっくりだ。いや、まぁもう告白しなきゃ引きこもり気味社会人をどうこうできないんで完全に彼女本人の話になってる部分あるけどな。でもそれは前シリーズもそうだったしなぁ。

 

超受け身。

 

春人がどうなりたい、みたいな話がなくオタクとして楽しく暮らしちゃってる点で向上どころか変化さえそんなに自発的に起こす理由がなく、ガールズたちになんやかんや奉仕する感じで実質結婚生活みたいな。夜の生活だけ抜け落ちてるけど、もう春人に並みの性欲すらないような気しかしない。

 

や、だらーっとつづけばいいのか?

 

オタクの究極は結局のところ日々が安定していて、趣味のことだけ考えてればいい状態だから、具現化したヒロインと生々しくない距離感でそこそこキャッキャウフフしてれば最高ってなんらおかしくないしな! 今時のオタクがどうかは知らんが、古い意味ではそうだ。

 

今のオタクはリアルの充実も求めそうだけど。

 

それを物語的に実現するのは難しい線引きがあるよなぁ。春人が普通にイケメン属性だから。若くて、趣味を理解してくれて、架空への浮気を受け入れてくれる都合のいい彼女を手に入れてハッピーエンドとかやられるとそれはなんか違うような。わからん。

 

僕は表紙の二人が結ばれるの見たいです。

 

百合っぽい要素は各作品にあるけど、それが成就する筋書きはこれまでなかったんで作者がどう料理するか興味もあるし、割とすばるにご執心になってからのリンドウがずっと可愛いんだよね。