ONE PIECE 第135話

“ラパーン"を読み返しました。

 

白熊並みの体格にゴリラの如き動き。

 

さらに集団で襲ってくるウサギがラパーン。一応はサンジが襲いかかってきた子ウサギを蹴ったので報復を受けてる流れではあるんだが、凶悪度はかなり高い。雪に足を取られないってところが強いヤツです。

 

いいか ルフィ

お前は絶対にこいつらに手ェ出すな!!

 

高熱のナミをおんぶしてるルフィは戦わず、サンジの援護でとにかく避けながら退くなという難題ミッション。ゲームだったらクソイベント間違いなしだね! やりたくなさが凄いもの。しかも途中でラパーンを足場に高台へ上がるとかめんどくさそうなアクションも。そもそも雪マップが大体のゲームで苦痛要素モリモリなんだよね。ほんとね。マンガの内容じゃなくそんなとこに反応すんなって感じだな。

 

ワポル帰還。

 

帰ってくるなり国民をぶっ倒していくクソ王ムーブ。そしてここでチェスとクロマーリモが紹介。悪参謀と悪大官。肩書きから悪を隠さない実はよくわからないキャラ。まぁバトルにおける頭数合わせなんだろうけど、なんの深みもなくワポルの悪さに合わせてる人物像はテキトー感が凄い気もする。デザインは割と印象に残る方なのに。

 

そしてすぐさまドルトンに伝わる。

 

Dr.くれはを追っかけてすれ違って戻ってと忙しいけど、まぁこれはドルトンさんが真面目キャラなんで、あんまり変なことさせられないが故の物語的な都合はあるな。妙に親切なセリフと悪魔の実の能力者なんで個性づけに余計な要素を足しにくかったのもありそう。

 

初ゾオン?

 

あれ? 出てなかったっけ? と思ったけど初っぽいな。チョッパーの前に出しとかなきゃってのが理由だろうけど。人間から動物に変わる変化をしっかりとコマを使って見せ、牛になって乗ってた馬が耐えられなくなるという描写。

 

ケモノが強いONE PIECEで、ゾオンはもっと強くても。

 

という後々人間から出てくる不満も、しかしこの時点では純粋にワクワク要素だった気がする。昆虫系とか出てくるって、みたいなことを友達と喋った記憶がある。ムシムシの実。出てこなかったね…。クモゾンビとかはいたんで虫を描かない理由はなかった気もするんだけど。むしろこれから出てくる? 赤髪海賊団が全員昆虫系ゾオン! ない、と思うけど、ライダー慣れしてる少年にはそれだと強いな! ってなりそうなんでありえないってほどでもない?

 

あ、トンタッタがムシムシだったわ。

 

小人な上に虫ってんで印象が薄かった。ヌイヌイばっかり目立って虫要素があんまり前に出てなかったと思うし、カブトムシとスズメバチ使ってるからもうそんな強いムシムシは出てこないか。