ONE PIECE 第136話

“ドルトンという男”を読み返しました。

 

ラパーン、雪崩を起こしにくる。

 

どんな知能でどんだけ無茶やるんだって生態。こんな生き物と共存できるドラムの住民凄くない? 熊の体格でボフンボフンジャンプ尻餅する仕草は可愛いのかもしれないが、洒落にならんよ。

 

おれ様がなぜに偉いのか教えてくれ

クロマーリモ!!

 

それはあなた様が王様であらせられるからです

ワポル様

 

その通りっ!!

やはり家はこんがり焼いたウェルダンに限るぜェ!!!

 

今週のONE PIECEでおでんか火葬おでんをやってて読者ドン引きみたいな反応を見かけましたが、ワポルの悪食の時点でよっぽどだと思う。なんか最近の災害の多さとか考えると家を食うって最悪だろって感じになってる。

 

反国ババア。

 

で、ワポルに報告されるドラムの現状。ルフィたちが城に向かい、そこは賊医者が暮らしてる。ワポルの気性的にDr.くれはをなにもなく見逃してるとは思えないので、反国ババアは王様より上手、戦って強いとまでは言わずとも手玉にとる立ち回りはしてるのだろう。

 

殺す気で来たのだ

死んでくれて結構

 

ドルトン到着。早い。そしてイッシー20も登場。メス、針、ブリキ、トンカチの手術で首の縫合を待たずにワポルを復活させるスーパー医療を見せる。黒ひげがドラムを狙ったのはこのパワータイプな医療技術を欲した可能性もなくはない。ドクQの立場がない気もするが、能力狩りに関しては白ひげのとき心臓食ってる可能性が高いから。まぁ新鮮な心臓を抜き取る技術は欲しいかも。オペオペも候補にあったかも? オペオペはどの陣営でも手に入るなら欲しがるか。

 

ウシウシの実、モデル『野牛』。

 

イッシー20のみが国の医者で、病人が出ればワポルにひれ伏すしかない。病人を人質にとった犯罪だ。と率直に述べて見せるドルトンの強さ。銃弾を避けるスピードと突撃でまとめて兵士をなぎ倒す迫力。カッコいい。だが、この野生の力もチェスとクロマーリモとで互角扱い。ゾオン系は最初から不遇だった?

 

しかも民衆を庇って即やられる。

 

 

ドラムの民はワポルみたいな悪政の権化を長く見てるのに純粋過ぎるよな。実際のところチェスが矢を撃たずともワポルが指示すれば兵は撃っただろうし、戻って来たときにどう対処するのかって部分に考えがない。

 

悪魔の実の能力者が国王で悪政だと詰み?

 

ドフラミンゴもまぁそれだしな。邪魔な奴をオモチャにして存在してたことさえ記憶から消せるってアレは1人の能力として持たせたのはストーリー的にはやり過ぎだが、そこを配慮して複数人に分けたところで悪魔の実という異常事態に対処できる一般民衆なんてありえない。

 

そして雪崩。

 

実際のところドルトンがここでトドメを刺されてドラム編がバッドエンド終了でもおかしくない流れなんですが、サンジが泣くぐらい絶望的な自然現象を持って来てかきまわす。暴力にはもっと強い暴力だよ! と破滅的な流れで15巻も終わり。怒涛だ。