ONE PIECE 第129話

“まっすぐ!!!”を読み返しました。

 

島食い、怪物金魚。

 

その辺の島を食い潰すと言う特異な生態を持つ生き物で、ロビンがルフィたちを導こうとした何もない島はそのフンであるらしく、ドリーとブロギーも上陸経験がある。

 

どんだけ生きてんの?

 

むしろ偉大なる航路の島はどんだけ食われてるの? って話なのかもしれないんだけど、この島食いはここでしっかり貫かれて死んでるのでその伝説が日の目を見ることはないんだろう。しらほしがこの手の凶悪な生き物を統制してどっか攻めたらとんでもない、って意味では類似の生物が登場する余地はある?

 

我らに貫き通せなものは“血に染まるヘビ”のみよ

 

エルバフに伝わる巨人族最強の“槍”を見よ…!!

 

と言うことでおそらくレッドライン以外は貫けると言う覇国を島食いにぶちかまし、ルフィたちの進路を切り開いてくれる回。怪物金魚は貫通するが、メリー号には傷ひとつ与えない、ってのはゾロの鉄を斬る話へと繋がっているような気もするし、そもそも飛ぶ斬撃の原型として参考にされてるのかもしれない豪快な合体技。実際のところ、このくらいの威力を出さないと四皇に勝てそうもないって意味では、この技を体得するためにエルバフへ行く必要あるんじゃないかとさえ思う。つーかマムの威国は簡易版っぽいから使える可能性すらあんだよな。

 

そしてエルバフの武器は完全に壊れる。

 

2人の決闘はこれから殴り合いになるんだろうし、それもう死ぬまで決着つかなェだろって具合。巨兵海賊団の海賊頭であったのに仕留めた大型海王類どっちが大きいかで争い続けてるってのはどうなの? 誇りはそりゃそうだろうけど、世界がひっくり返るかどうかの大海賊時代の始まりも終わりも知らないままでいいんだろうか? 知ってて関係ないんだろうか?

 

再登場して欲しいんだよなぁ。

 

ロマンとしては最強の巨人族がまったく歴史の流れとは関係ないところにいる、ってのもそれはそれで味わいがあるのはわかるけど、このお頭たちが帰ってこないってんで働かされてた巨人たちとか、マムの台頭を未然に防げなかったとか、存在しないことで歴史的に問題になってる感もなくはないんだよね。

 

だれか呼びに行ってると思いたい。

 

エルバフにルフィたちが行くとしても、やっぱドリーとブロギーの帰還も一緒であるべきな気がする。エルバフの高き言葉が伏線ならば、尚更。そんな感じでまぁワノ国が再登場ギリギリのタイミングかなと思ってます。カイドウとマム相手なら味方をどれだけ盛ってもいいと思うよ!

 

おかま道。

 

そんな訳でリトルガーデンを突破したところでナミは倒れ、Mr.2ボン・クレー登場。遭遇はまだ先ですが、彼もまた再登場が望まれるおかま。濃いメンツが増えてくアラバスタ編の前にドラム行きとなる訳です。ワポルは重要キャラになりつつあるしなぁ。