ONE PIECE 第125話

“キャンドルチャンピオン”を読み返しました。

 

サンジは留守番してた。

 

ゾロ、ナミ、ビビがろう人形のピンチですが、助けには来ないよ、とここで出しておく辺りが煽り方。そしてトンカチでぶっ飛ばされたMr.3が最高美術を繰り出す! 4200万ベリーの賞金首を仕留めたらしい。

 

割とバギーより強い?

 

マギー玉込みで考えると熱と爆発でドルドルが負けそうではあるけど、ルフィのゴムゴムの銃を弾いて逸らす俊敏さ、剥き出しの顔を狙われてもしっかりガードできる精密動作、悪くはないよね。それこそ腕を増やせれば手数も得られそう。デザインがカッコ悪いのはアレだが。

 

ルフィは割と攻め手を欠いてる。

 

鉄の硬度はONE PIECE世界では基本的に強い扱いなのでこの時点のルフィの打撃力では倒しきれない。とは言え、殴り合いなんでダメージもない辺りが詰めの甘さと言うか、腕に拘らず剣でも生やしてればMr.3も善戦できたと思うんだが、まぁ話としてはウソップの見せ場へ。

 

霧になるってことは溶けてる。

 

ドルドルは火に弱い。これシンプルに致命的な弱点だよな。ルフィやサンジみたいに火を出せる技を持つまでもなく、わかってれば松明持たれるだけでもかなり対応できなくなる。

 

油たっぷりの…

スペシャルロープだ…

 

ウソップは火を点けるためカルーにロープを咥えて走り回らせる作戦に出る。前回のとこて述べた通り、Mr.5のそよ風息爆弾が狙撃能力の低さでカルーに当てられず、さらにミス・バレンタインデーが強くなる石とか言う徐々に体重を増やして潰す拷問系の技を使う致命的な舐めプをしながらそれを見落とす。ほんとこのコンビはダメダメだな。

 

Mr.3の頭の火で着火。

 

キャンドルチャンピオンのもう一つの弱点っぽいのは大きくなっても特にパワーが増してる風ではないことだ。重量分の威力は加算されてるだろうけど、ルフィに普通に止められ頭を引っ張られて連れていかれる程度。ドリーのようにルフィに対してパワーで圧倒できる訳ではない。巨人に勝てない、と最初から理解してる辺りは謙虚だが、能力パワーが使いこなせてないんだろうとわかる描写。そして鳴り物入りで登場したのにもう終わり。

 

姑息さが生きないと本当にあっさりだ。