ONE PIECE 第109話

“責任問題”を読み返しました。

 

魅惑のメマーイダンス回。

 

ビビの黒歴史みたいな扱いをされる向きもあるけど、王女であることが明かされるの次回だし、むしろ設定が決まったのでこのギャグがぶち込まれた感があるな。高貴な身分の女性がこれやったら面白いと言うドSな嗜好を出してる。

 

カルガモ カルー登場。

 

初の動物ゲスト枠。ビビの設定面が固まってなかったと言う話を信じる根拠は最初からこの面白トリに乗ってなかったことだと思う。Mr.9が割といい奴なのに捨てキャラ気味になったことを含め。

 

熱血ナイン根性バット。

 

そんなMr.9のアクロバット戦術はゾロ相手じゃなきゃそこそこ活躍できそうなのにって感じでわりと勿体無い。カッ飛ばせ仕込みバットとかすぐ搦め手に行っちゃったので強キャラにするつもりはなかったんだろうけど、棒術系はまだ枠空いてる。いや、カイドウの金棒で埋まったのか。

 

孔雀スラッシャー。

 

王女が乳首から武器を取り出したら面白いだろうと言うドS嗜好のギャグその2。メマーイダンスはONE PIECE特有の特殊ステータス技はかなり効く現象でゾロにも有効だったのでカルーがボケキャラじゃなかったら当たってはいた。

 

そして満腹で寝るルフィが人質に。

 

小指を立てたビビがルフィの腹に刃物を向ける絵面はくどいようだがドS嗜好ギャグ。完全に前フリで王女らしくない行動をさせてるよね。この回のラストの白目ビビとか笑かしにきてるもん。

 

前回の洒落た演出とは打って変わって楽勝ムード。

 

イガラッパッパの巻き髪大砲ギミックといい、Mr.9がそれの壁にされて振り回されビビもろとも倒されるのといい、カッコよさからギャグへと一気に振り幅を変えてきて、ルフィの腹をトランポリンにするトドメ。それが悪いってわけじゃないけど、ゾロを真剣にさせておく相手としては格が足りなすぎた。

 

Mr.ブシドー。

 

ビビがこれを言い出すのもこの回なんだけど、ワノ国のことを考えると鎖国してる国の侍の思想である武士道って考え方がアラバスタにも伝わってて問題ない、と言うような判断が固まった回なのかも。剣士って言葉はよく使われるけど、武士に関してはビビぐらいしか言及してなくない? いや、ちゃんと調べて語ってないんで間違ってるかもしれないけど。