ONE PIECE 第107話

“月光と墓標”を読み返しました。

 

今宵も………

月光に踊る

サボテン岩が美しい…

 

イガラッポイことイガラムことMr.8は潜入調査中ですが、海賊どもを葬った墓標によってサボテンのようになっているウイスキーピークの岩山を眺めてこんなことを言ってるわけです。まぁ海賊を地獄に堕とすことに罪悪感を覚えるような時代設定じゃないだろうけど。

 

宴で一味を眠らせる、歓迎。

 

船の金品を押収した上で縛り上げ、生きたまま引き渡す。生死を問わずの手配書なのに死んでると3割引とか、政府は公開処刑をやりたがっている、と言う情報が含まれてますが、実際にはあまり使われなかった設定。エースが特殊事例と言うか、そもそも手配書の出た海賊の死亡者が稀。

 

ゾロがちゃんと警戒してなかったら壊滅してた?

 

ルフィウソップサンジの3バカ(ナミ命名)はガチで寝てたし、ナミは警戒してたと言うか尋常じゃない酒豪だったわけだけど、ゾロが起きてなかったら賞金稼ぎ百人を相手に戦えはしなかったので、ここはファインプレイ。

 

剣士たる者 いかなる時も

酒に呑まれる様な

バカはやらねェモンさ

 

月光をバックに高い場所から登場、バロックワークス呑まれる名前を暴いた上で多勢を翻弄する立ち回り、初期のゾロって割と軽妙洒脱で、2年後ちょっと渋めに見せてたけどワノ国では戻ってきてる。余裕があるとき呑まれるカッコよさいいよね。剣士はやっぱりバッサバッサと斬り倒すのか醍醐味だ。

 

しかしスカウトを蹴った辺りの話は気になる。

 

グランドラインにも名を響かせるほどの賞金稼ぎ。そこそこ大物海賊を倒してないとおかしいと思うんだけど。クロコダイルが欲しがった人材かはわからんけど、会社の秘密を喋らされた上で蹴られてそのまま放置ってのも計画上話は抜かりがある感じだし。それこそ名を売るためにゾロにその気になったらバロックワークスの方が賞金稼ぎの標的になりかねないし。

 

方向音痴だから一人では追えない?

 

まだこの時点では方向音痴設定は病的レベルには達してないから。まぁなんとなく辻褄が合うのは凄いところだが。ゾロの過去編はやるんだろうか。やってたら5年じゃ絶対畳めなくなるが。

 

聞くが

増やす墓標は一つでいいのか………?

 

ゾロはこのシーンでもわかる通り殺せる余裕を持ちつつ殺す気はない動きをするんだけど、Mr.8はイガラッパで味方ごと散弾銃ぶっ放すんで、サボテン岩の墓標が果たして海賊どものものだけなのかはわからない。地道に味方ごと殺して組織の力を削いでたとかかも。