古見さんは、コミュ症です。丙はいるし、えっろいし!14巻

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ついにはじまるのか三角関係!?

 

そんな感じの表紙ですがシリアスと言う感じでもなく増えてきた友人たちが見守りながらツッコミを入れて行く構図。ただこの恋愛模様に入るとなじみが絡まなくなるのって不穏じゃね? と思わなくもない。性別確定してないキャラに参加権が与えられないのは仕方ないのか?

 

硬派、片居妹が只野妹のライバルに?

 

古見くんの方の進展スピード早いよなって感じですが、只野瞳があまりにも只者ではないので三角関係に展開してもどうとでもなる感が凄い。古見さんと違って古見くんは流されキャラになりつつあるのも理由かもしれない。だれとくっついても多分うまくやる男だ。ある意味で不幸なイケメンである。

 

親戚関係キャラ充実。

 

どんだけ増えるんだって感じもなくはない。でも万場木さんの従妹はなんか可愛いっぽいので再登場してほしい。左藤さんの従弟のたけるくんはこのマンガ特有のギリギリ不快なキャラとして一コマで凄い存在感を示している。危険人物多いよ。

 

河川敷でエロ本探し部。

 

世界平和のために活動する尊井くんが、かっこよく見えたりはしない話だが、まぁ只野くんに聞いて欲しいことは聞いてくれた。あの妹と2段ベッドを共有することは普通に男にとって厳しい環境だと思うのでハレンチレストランは惜しかったに違いない。なんつータイトルのいつの時代の月刊誌だ。乳牛を喰む、野性H、食レポマンガブームに便乗したエロ漫画雑誌かな? 比較的最近かよ。

 

祭りのバイトから、ん? へ。

 

周囲の期待とは裏腹に当人たちはまったく三角関係に気づいてないと言う話を堂々とやるのって結構な引き伸ばし感を与えなくもないところなんですが、今巻の帯コメントしてるあだち充がホメる感じはよくわかる。わかりきってることは、流す感じ。持続力って表現で腑に落ちた。

 

いるんだけどね、丙は!

 

少なくとも万場木さんは友人たちに意識していることを伝えたのでいずれは動くことになる。作中二度目のバレンタイン辺り、二年生編じゃなく三年生編までつづけば、って感じか。気が長いマンガだ。まぁいいけど。

 

このゆったりペースがアニメ化しにくい理由だ。