表紙見てふと気付いたけど馬場金魚、女子!?
そうだったっけ?
なんか夏休みの肝試し辺りから出てきた印象のせいか制服姿のイメージがなくてなんかビックリしてる。あのキャラ付けとヒデェ名前で女子かー。そういうとこだよな。アニメ化不能に突き進んでるとこ。
万場木さんの横のメガネさんは積手れいか、新キャラ。
ただし、ツンデレで出オチ。その思いついたかのようにキャラ増やして特に出番なかったりするのもどうなんだよ。とか思うところなんですが15巻はそんなキャラだった阿瀬さんが一気に可愛さを炸裂させてきた。
汗っかきを気にしてる女子。
そのキャラ付けでなんとなく只野くんと遊ぶグループに男女比的頭数合わせのように参加しててナルシストとフラグ立ったりしてるけど、そりゃまぁ地味だよなぁと思ってたらその汗っかきを気にしてる要素を掘り下げてきた。
潔癖症の潔清子さん。
この例によってのやっつけキャラ名から繰り出される生徒会選挙編は導入からギャグにするにはちょっとキツめな潔癖を見せてきてなんつーか山井恋再来みたいなこの作者の加減できない不快要素が出てきたかと思ったんですが、話としてまとまると意外にも良かった。
これは只野くんと古見さんの関係に近いね。
阿瀬さんと潔さんの関係性を見ていく、なんとなく頭数合わせのように増えてきた友達にも積極的に関わっていくことで古見さんと只野くんがかつて黒板で繰り広げたような地道なコミュニケーションを演説の大舞台に持ってきた感じは青春ドラマとしての成熟も感じた。泣くほどじゃないが、たぶんクラスの女子が泣くのはわかるみたいな広めのコミュニケーションを展開してる。
幕間は古見くん。
只野瞳が只者じゃないコミュ力を発揮して巻き込む方の学園は山田三十六郎なる男子が新登場。なんか顔でチャラいの弟かと思ってたんだが、なんか幸せな性格してるヤツで、この作品には珍しいタイプかもしれない。硬派とツンデレの誤認はまぁそういうキャラ的な発展系のような気もするしな。
あとは万場木ちゃんがいよいよ恋愛感情全開。
可愛いのに、その直前後には只野くんより背が低くなってホッとしてる古見さんとか煮物の味を褒められて赤面とか入れてくる辺りの負け確っぷりが哀しい。どうなるんだろうね女の友情。只野くんなら普通に二人と付き合えることにならない、ならないよな。普通ってつければなんでもありでもよくない?
普通に世の中の男は可能なら二股するよ?
節操があるとか可能性がないことの正当化だから、とか言うとフェミニズムな人たちに怒られるのだろうか。ただなぁ、女性の方もショボい男の一番よりモテる男の二番を選ぶ節があると思うのです。一夫多妻は生物システム的に妥当性があり、一妻多夫は妥当性がないという非対称はもうどうしようもないのでは?