ドラクエ映画が案の定だったそうで

思い入れのある人は鳥山明キャラを大事にするって話。

 

思い入れがないから改変に躊躇がない。

 

山崎貴の映画ってそんなんばっかな気がするんだけど、原作を預ける人が後を絶たないのなんでだろ? ルパンやべぇんじゃねえかな? 銭形でもなんでもない警察に捕まって終わるかもだぜ? なんか感動的な理由をつけて。まぁルパンの場合は数が多いのでまたハズレかで済む辺りファンの耐性が強いから大丈夫か。

 

ソニックは公開延期して正解だったね。

 

ネタバレを読んで堀井雄二はそれ通すんだと思ったけど、小説版に不義理してるし、スクエニがまったくチェックしてねぇんだな。クリエイターを尊重する気風なんだか逆になんの興味もないんだかわかんないくらい好き勝手で方針がよくわからん。

 

ゲームの映画化は難しい。

 

ドラクエに限らず、そもそも相性が良くない。プレイヤーからしたらムービーゲーとか嫌われる要素だ。二時間でまとまる話なら最初から映画を作るべきだし。名探偵ピカチュウが好評だったのは例外ぐらいのもので、予定されてるマリオとか正直心配である。

 

とは言え、需要はあるんだろう。

 

プレイ動画の一般化を考えても、見やすく内容だけわかれば難易度の高いアスレチックや謎解きに苦慮したり、勝ち負けに一喜一憂したりしたくない人も多いことはわかる。そもそも時間のかかる趣味だ。手軽さが至上の現代においては名シーンだけでも追体験できれば良しということはわかる。

 

その意味で現実に引き戻すドラクエ映画は狙い通り?

 

むしろ映画側としてゲームから客を奪いたいという野心があるのかもしれない。ぶっ壊しにきてるのであれば、反応も含めて成功してるのかも。騙されたのは観客、そしてブランドを毀損されるスクエニ。まぁドラクエの寿命がメインスタッフの高齢化と世代交代が進まなかったことで迫ってることを考えると映画も流れのひとつになる可能性は高いよな。

 

スマブラの勇者とかもメモリアルっぽい。

 

12で新時代を切り拓けるか、ってのはかなり高いハードルなんだけど、同時にもう懐古商売と割り切ってるのかを見るいい指標になるのかもなぁ。堀井雄二が内心でやめたがってるなら映画の内容に納得するとこもあるし。