ONE PIECE 第86話

“騎士道VS魚人空手”を読み返しました。

 

ジンベエの存在で最強説も囁かれる魚人空手。

 

バトルものの割にはあんまり武術の名前が強調されないのもONE PIECEの特徴のひとつかもしれませんが、その中で海中に対応してると言う点で悪魔の実メタとして強いことの説得力が高い。言うほど海で戦わないと言うか能力者は大前提で避けてるので戦いにならないんだけど。

 

ゾロにつづいてサンジ対クロオビ。

 

首を伸ばして延命措置を取ってることはまだ把握してないのでルフィをさっさと海から引っ張り出さないといけないからと海に飛び込みクロオビ有利のバトル。そして陸に戻ればサンジが圧倒と言う逆転劇。アクションの密度高くてシンプルに面白い。

 

逆転の起点はエラに息を吹き込む攻撃。

 

海中で騎士道がなんたらとか余計なことを言わず、すぐ仕留めれば終わってたので、基本的にはクロオビがサンジ舐めてたから負けた面が強いので魚人空手自体の格は下げてないのはジンベエを意識してたんだろうな。ゾロのボロボロっぷりをかなり問題にしてた話の後なんだけど、サンジもパールさんとギンとで相当ボロボロのはずなんだがタフである。言ったらルフィもだが。

 

世界最強の怪我だけ深刻なのは覇気設定か?

 

みたいなことも想像はできなくもない。たとえばシャンクスの腕に関しても海王類は生まれながらに覇気を使える生物だとか言われたらなんか成立しないだろうか? あの頃のシャンクスは覇王色が強すぎて覇気を抑えてないと普通の人々と接することすらできなかったので力をセーブして生活してた、みたいな。無理か。

 

でも四皇だからなんらかのバケモノ要素はあるはず。

 

本体の力を等分して増える悪魔の実の分身能力、とかが個人的な推し。ルフィと出会ったシャンクスは本体だけど、万人に分裂してたので、力としては万分の一しかなかった、みたいなね。海に嫌われる効果も万分の一なんで泳げた。力は抜けるんで覇気の防御もできなかった。いきなり現れたりするのも増えてればいくらでも辻褄は合わせられる。問題はNARUTOとネタ被りな気がすることだ。それは避けるよな。