澪ちゃんはパンツも見せるし作品的に異色のキャラか?
夏休みに預かった懐かない少女澪ちゃん編。古見さん目線でもなく、コミュ症の別パターンを描きたいと言う意図があったのか、ノリは真面目で出会いと別れの物語としてまとめてきた感じ。ロリキャラ枠はまだ埋まってないからレギュラーでもいい気はするんだが、マンガとしては只野くんのテレパシーツッコミがないので読み味が違いすぎるかも。
なじみはホラー担当。
後半の肝試しより町中の人を動員して澪ちゃんを捕まえるくだりが怖すぎるんだが、このナチュラルに異形の友達モンスターはどうなっていくんだ。性別不詳と言いつつ対抗馬ヒロインなのではとか思ってたけど、そんな枠組みにはおさまらなくなってるな。
で、只野くんは不在気味。
出番はあるんだが、普通にいるだけになってる。いや、彼はコミュ症の要素がないので話の真ん中にこれないのはいつものことなんだが、マンガ的に読者の立ち位置にも立たなくなるとかなりさみしいことにはなってきてる。読みやすさの意味でもなくてはならない存在だ。
おまえら早く付き合っちゃえよフェア?
帯のキャンペーンだが、万場木さんの方がラブ熱が高いのでどうなんだろう。肝試しで泣いちゃって意識するとかメインヒロインのイベントでしょう。まぁ只野くんが古見さんの場合と違って意識してない問題があるが。やっぱキラキラの出会いが恋愛を遠ざけてるか?
片居くんは安定してコメディするな。
遂に登場したヤンキー妹だけど全然触れられなくても成立するからな。父母が共に無口キャラでも成立するからな。強い。顔がどんどん中央に寄ってくるのも強い。しかし片×只じゃなくて只×片だと思うんだがどうなんだ腐島。どうも立派なモノを持ってるっぽいからそうなるのか?
しかし古見家の風呂が広いな。
オネエサンこと母の脱ぎっぷりの良さより3人で普通に湯船に入れる絵に驚愕だよ。日本初のフラッシュモブ告白をした父は相当に稼いでんだな。その割には小遣いが少なそうって辺り母母が惚れてるのとは無関係にしっかりしてるってことか? 娘の方はヤンキー気味だった母のことを知らんみたいだし。
只者じゃないネタがなかったのはさみしい。
キャラが増えてるので長編が入ると定番ネタが減るのは仕方ないんだが……そういやこの巻、山井が出てない!? 話を進める段階では邪魔な女! 出なくてもいいと言う向きもあるとは思いますが、古見さんの性的魅力を追求する人物がいないと色気が減るとは思う。あれ? 12巻も出てなかった気がする?
友達がリストラされて……!