古見さんの20巻が出たんで読んでたんだ。
万場木さん編がひと段落して同じ男を狙う女同士の友情が芽生えた、のはいいんだけど、そこから次の展開があるようなないような。友達になっちゃったからもういきなり出し抜くようなムーブは取らせられないし、メタ的にはもう終わったヒロインのはずなんだけど、保護者同意の上でのダブルベッドで一拍とかやっててまだ? ってなる。
そしてオチが酷い。
只野くんが紳士すぎるのはあの妹と同室で暮らしてるからだよなという変な説得力だけがあって困る。妹は妹でもうちょっと恋をしろ。古見くんが進むようで進まない。古見両親の馴れ初めは進む。このマンガどこに向かってんだ……? 友達を増やしてコミュ症脱却、という感じではもう無いというか、コミュ症がとっくに受け入れられた世界になっちゃってて緊張がなくなってる。
かぐや様の21巻も読んでた。
もう中途半端なギャグを挟むぐらいならシリアスに全力してラストまで突っ走ればいいのに、と感じる微妙な間延び感。推しの子も軌道に乗ったんでしょ? 付き合いだした二人の恋愛の展開もなんつーかゆったりというか、読みたいとこそこじゃねぇんだよなぁってのがずっと……ヤンジャンってやっぱ編集が弱い感じするんだよな……面白いところをちゃんと伸ばしてくれないというか、キングダムなんかもういい加減に作者にちゃんと描けって言えよと思ってる。
グルグル2の14巻も読んでた。
レイドが魔王になってた。デキルコ魔王もそんな感じで終わるの? って具合だったけどもうどこに焦点を持って読めばいいかわからない。作者が妙に精力的で、絵が良くなってるのが不思議なぐらい内容はよくわからない。ギャグは面白いんだけど、お話はよくわからない。どこに向かってるんだ……! どこに……!?
もやもやし ゾンビをころし もやもやし
倒しても 倒しても ゾンビ山