ONE PIECE 第33話

“音無き男”を読み返しました。

 

ただ てめぇらの軟弱さは計算外だ

言い訳は聞く気はない

 

このクロの言い草は海賊らしさ全開ですね。仮にも元キャプテンが、元部下の能力をちゃんと計算に組み込めていなかったと言う落ち度を軟弱さみたいな曖昧指標でバッサリいく強引さ。むしろジャンゴのどこに軟弱じゃないところがあっただろうか。

 

ニャーバン・兄弟キレる。

 

ブランク3年のクロに黙って殺されてたまるか、そんな真っ当な怒りをぶつけての攻撃もしかし抜き足の魅せ場にされてしまう哀れな噛ませキャラの宿命。でも無音の移動術はともかく鞄に入ってた猫の手を一瞬で装備できる理由にはならない気がする。手入れも面倒そうだし、 変な癖もつくし、なんであんな武器を使おうと思ったんだろう?

 

相当な猫好き?

 

むしろ、ヒトヒトの実を食った猫かもしれない。冗談はともかく、クロのキャラ付けで謎なのは猫要素なんだよね。計画性を重んじるのに猫とかミスマッチなのかあえてなのか。

 

 5分は待ってくれる。

 

でこのどさくさにナミがゾロの刀を奪還、ニャーバン・兄弟は初登場の虎狩りで一撃ダウン。猫相手だから虎狩り、と言うネタありきの組み立てだったのかな?

 

ダジャレ推しすごいんだよなクロ編。

 

鬼斬りと比べるとオープンではあるけど、虎狩りのモーションで二人斬れる理屈はわからない。刀三本使うことと三刀流の意味の違いにその根拠があるのだろう。要するに勢いだ。

 

役者が揃ったところでルフィ起こす。

 

この辺はナミさん結構危ない橋を渡りに行ってるね。村を買い戻す金が手に入ったとこなんで必死なんだろう。ジャンゴの殺意チャクラムが飛んで引き。ゾロとナミがこの辺りで仲間になってる感じだ。この二人はルフィの保護者みたいなところで結構意気投合してるよな。