ONE PIECE 第31話

“真実”を読み返しました。

 

初期エピソードのサブタイトルかなりシンプルだよなたら思って最新刊も見たら変わらずシンプルだった。

 

カヤがうなされて目覚めるとメリー血まみれ。

 

そう言う形でクラハドールことクロの真実が暴かれる話。メリーは素直に事実を認めウソップを追いたてたことを反省してるわけですが、ここでカヤにクラハドールを追わせて屋敷と財産を全てあげてしまいなさい、ってアドバイスするのはどうなんだろうとは思う。

 

けしかけてない?

 

村の人々を守るにはと言ってもウソップがルフィたちの500万ベリーで買収しようとした件と変わらんと言うか、奪うなら問答無用で奪うのが海賊だろうと思えばお嬢様だけでも逃すのが執事の役目では?

 

メリーは村の出身なのかもね。

 

屋敷の者は全員昨日から休暇で(ウソップとやりあった門番とかも?と言う疑問点)結果的にはカヤもメリーも村人も死んでない話なんで問題にはなってないけど、ここでカヤを向かわせるように仕向けてクロの計画が成就しようものなら共犯とみられかねない言動。唯一休暇を取らずと言うかたぶんクロの上役なので休暇を取るように仕向けられなかったんだろうけど、それで殺されなかったって不自然の塊だよね。メリー。

 

クロからすれば絶対に殺す対象だった。

 

で、後にルフィたちに船を提供する行動。海賊とはいえカヤを守ったからってのはわかるけど、ウソップにはとくに何もなかったし、なんだろうな、読み返して感じる大きめの違和感。

 

カヤを現場に向かわせるのが作劇的都合だから?

 

それはある。

 

あるんだけど、そこはカヤが自発的に動いてもいいところなんだよね。ウソップ海賊団に連れて来させてもいいし。なんでメリーだったんだろう。この人の名前、ONE PIECE上では船としての存在感が大きいんであれだけど、なんでこの人の名前だったのか。執事が船を設計したからって自分の名前をつけることを許すもの? カヤが船を作らせたわけじゃないだろうし、両親が生きてた頃の話なんだよね? 古くから使えてるにしては若いような気もするし。

 

メリーのその後って語られたっけ?

 

重要キャラなんてことはないと思いつつも、最初の船を手に入れるエピソードとして展開されてる以上なにか仕込みがあるのではと疑う読者。もう過去の船だけれども。乗り換えられてることのリアクションもなかったよね? たぶん伝わってるはずだけど。

 

ネコをかぶりネコババするシャム。

 

ゾロがあっさり刀を盗まれる事態。この辺、クロネコ海賊団は謎の強さあるね。海賊狩りにしては小手先の技に油断しすぎだろゾロというアレなんですが。