石河倫吾、ロシアからやってきたくにおくんフォロワーらしい。しかしメッチャテキストが真面目にヤンキーであり、やり場のない憤りをもて余す若者を描こうとしてて味がある。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/SaY6QmO920
— 狐島本土 (@fox_mainland) 2019年4月4日
くにおくんは当時でさえヤンキーもののパロディだと思う。
その意味でこのゲームはパロディから逆にシリアスなヤンキー文化を取り入れようとした作品ということになるんじゃないかと思う。ロシア発と言ってもズレた日本っぽさを笑うような要素はあまりなくて、あくまで若者の物語という形になっているのがむしろ新鮮ですらある。国内のヤンキーマンガですらややズレを笑うところがあることを考えると真摯な作品と言ってもいい。
留年回避のために勉強しろと言われて石河倫吾は生活する感じ。Rボタンで不良モードになれば町でケンカ出来るっぽい。金はそれで稼ぐの? ヤンキーども倒して懐漁っても100円も手に入らんけど? #NintendoSwitch pic.twitter.com/ioEmFsTvmq
— 狐島本土 (@fox_mainland) 2019年4月4日
とは言え、真面目にやるとなんか変なのがヤンキー。
ポケットに手を突っ込んで歩くと他校の人間を殴れるようになるという仕様が不良モード。くにおくんフォロワーにしてはその辺りのものを武器にするって感じは無くて、素手で殴り合う感じ。技もあるっぽい。
しかし金は手に入りにくい。
とりあえず仰向けに倒れた敵の懐に馬乗りになって金を奪うというモーションで金を入手するんだけど大勢になると普通に勝てないのでしばらくプレイして他校同士で戦ってる場所を眺めて倒れたヤツから奪うというハイエナプレイに落ち着いた。もはや不良というよりただの泥棒である。最適解はわからない。
あと毎週土曜日にテストがあり、勉強すると奨学金が貰えるらしい。
……ヤンキーに奨学金? ロシア的にはその世界観でいいのだろうか。
会話が妙にいい。石河倫吾と友達の話ってことなんだろうけどストーリーを追うかどうかは自由なのかね? マップが把握できてないし、すぐ不良に因縁つけられてどこ行きゃいいかはわからんけど。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/zV6uo4oeEA
— 狐島本土 (@fox_mainland) 2019年4月4日
イベント発生条件とかがよくわからず唐突に展開されるストーリー。
とりあえずボクシングやってるヤツが小指を痛めて試合に負けて一年が経つって話からはじまるんだが、決闘を受けて骨折してまたダメそうでダメだ。敵対する他校の男と付き合ってるビッチな妹に悩むやつとか、ゲーム好きの変人とか、キャラ付けは色々とされてるっぽい。見分けがつくのにはちょっと時間がかかるが、名前が出て話すコマンドが出るので覚えることは出来ると思う。
自宅のベッドで睡眠をとるとセーブ。一時間で目を覚まし、夜はしこしこと勉強にいそしむことになる感じ。五教科あって、国語が「文献」とかいう謎翻訳になってること意外はそれほどわかりにくさはないと思う。図書館の本はなんか英語タイトルな上に時間をかけて読んでも「中身がなかった」みたいなメッセージが出て困惑するなどプレイしててよくわからないところは結構ある。
喫茶店は席について注文して、座って食べるのに時間がかかるとか。
生活の面倒さ、みたいなのが妙にちゃんと面倒に作られててくにおくんを求めるとかなり違う作品だと思う。金がないので食い物が買えなくていつも空腹とか……とりあえず勉強して金を稼がないと。変なアクションRPGという感じかな。
スパロボTはクリア。
ラスボスは……ネタバレに留意してボカして言うと横領犯。
そりゃ各作品のボス連中を考えればロボットごと殺すほどじゃないが、かなり唖然としたのに生き残るオチもなんか納得できない。散々シリアスに復讐ドラマを拾ってきた話の流れから言うと浮いてるのは否めないと思う。とは言え、この四月に解散したバンプレストを踏まえれば、内部には色々とあったのかもしれないな、とは思うところ。
黎明という単語を当てたあたり、次のスパロボは新時代ということなんだろう。
それが出るか出ないか、上手くいくかいかないか。ロボットアニメが増えていくことのないであろう時代にこのシリーズがどう生き残っていくのか、そこそこの興味で見守っていきたい。次もswitchに出れば買うと思う。主題歌聞きながらのプレイはなんだかんだ言って楽しかったので。