思春期ルネサンス!ダビデ君 メリーさんはもまれて幼女になっていた2巻

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帯の売り文句が全部ハッタリでいいのか?

 

ギャグの軌道修正が行われイケメンへと路線変更しつつあると言うか原点回帰しつつあるダビデ君と2人のヒロインが並ぶ表紙は美しいが、何のマンガかはわかりにくい。

 

売り文句も考えるの難しいだろうな。

 

いいヤツが青春を頑張ってる話。

 

まぁ石像だからイケメンムーブが自然ってのも変な気がするけど、そう言うところに落ち着きつつあり、そしてヴィーナスさんよりモナさんがヒロイン力を高めてる感じ。天真爛漫の美の女神とかキャラが難しいことになってるんで、どうしても等身大に人間だったりする方が可愛くなっちゃうんだよな。

 

保体クイーンの方が思春期ウケするし!

 

ギリシャ神話みたいな恋がしたい! 略してギリ恋と言う作中作が共通の好みとか趣味まで合うともうそれでいい気がする。一方で神話みたいな恋ってのがどうもロクでもないイメージがあるのは浅学なせいだろうか。

 

エピソードのバラエティもあるし、おまけ記事もちゃんとしてて単行本としてのまとまりはいい。問題は1巻でこメガトンパンチラーにつづいてのもめるひと収録である。テイストが、ね。作者は本当にマンガ上手くなってるなと思うけど、だからこそノイズ気味だ。

 

爽やかな読後感には邪魔っすかね。

 

いや、ダビデ君も大概なくらい煩悩まみれなんだが。画面の綺麗さが段違いなのはなんだろうか。美術のパワーってスゲーみたいなことなんだろうか。サービスシーンはむしろ芸術点が出てる?