部屋の片付けをしていたら買って一度見たきりだったバーナード嬢曰く。のDVDを発見した。二期をやってくれ、という希望からのお布施だったが、まぁなかなか難しいのだろう。
ネタの面白さがキモなのに早口すぎて原作読んでなかったらおよそ一度見ただけでは理解できない。
そもそもネタがニッチだ。
読書、それもSFキャラがメイン。
出版不況以前からSFは不況だもの。
シャーロキアンとか古い流行本とかはさらにネタの供給が少ない。実際、物語としての流行本ってしばらく出てないんじゃないだろうか?
でも、再アニメ化してほしい。
施川ユウキ作品でそれを一番望めるのがド嬢なのは間違いないと思うからだ。個人的にはネタと物語のキレが鋭いオンノジいいと思うが、フラミンゴと少女だけでアニメ1クールは冒険が過ぎると言われれば否定できない。
受けるために美少女にされても、うん。
フラミンゴがリアルになっても、うん。
アニメのキャラデザも悪くはないが原作神林が動くところを見たかったというのが施川ユウキファンとしての正直な心境だ。作者自身がネタにしているほど絵は下手ってこともないと思う。
表情の付け方と好きだ。
神林が人気なのはキャラ設定の枠を超えて妙な人間味を与えられてるからだと思う。恥ずかしがりながらもさわ子との友情を温めているアクションはまさに尊い。
遠藤くんがフェードアウト気味だが。
施川ユウキの漫画における男子キャラはリアルなえぐみがあるところは昔からな気がするので(鬱ごはんの主人公とか酷い)いくらかファンタジーのある女子がいいんだろう。
人間味かあるのがいいと言ったり、えぐいと言ったり矛盾してる? ギャグマンガ家はとくに作者の同性キャラに厳しくなる傾向がある気がするんだよね。夢を許さないと言うが積極的に壊すことでネタを作っていくからか、内面を抉って読者に晒してくると言うか。
遠藤くん好きだけどね。
何かを褒める時
最初に落としてから持ち上げるパターン
やめたほうがいいよ
エンデのモモのネタの中でさわ子が遠藤くんに言うセリフだけど、これぐさっとくる。本当に難しいんだよね。正直、上げてさらに上げる褒め方は出来る気が、しない。
だって完全な作品ってないし。
完全な作品に出会ったらもう他の作品は要らないんじゃないか、と言うのが持論。出会ったらもう終わり。だからこそ嫌なところを見つけつつもなぜか好きになる作品こそを読み返して語りたくなるんじゃないかな。
完全な人間もいない。
完全に好きになることもない。
嫌なところを含めてこそ好きな作品として語れる。と思うのは照れなのかね? ま、面と向かってその作品を好きな相手にそれをやるとストレスだろうなとは思うのでこうしてブログに書く訳ですが。
長谷川さんは小人化しすぎだと思う!
サナギさんのキャラになってる!
それは手癖だと思うよ施川先生!