ONE PIECE 第6話

“1人目”を読み返しました。

 

名シーン連発!

 

ゾロの腕クロスして背後の海兵全部止めるあのポーズ、三刀流のお披露目と合わせてアレを思いついた時点で勝ってますね。マンガとして。

 

普通に背中斬られない?

 

みたいなことを最初はまったく思わなかった気がします。これが覇気です。マンガの覇王色です。少年心に突き刺さればええんです。

 

結果論?

 

ま、命狙ってくる集団に対して首を刀三本でガードする合理的ポーズかな、という説明はできるかもしれません。あそこからならどう腕を動かしても斬れる。

 

実際、ゾロの腕前と腕力なら仮にビビらなかった海兵がひとりふたりいても対処できそうなんで威嚇に十分な意味があるのかも。

 

そしてゴムゴムの鞭!

 

ゾロが止めて一列になった敵を綺麗に薙ぎ払う。この組み立てとすぐにしゃがんでコンビネーションを確立する呼吸のあった動きが一気に読ませます。

 

お安い御用だ

船長

 

名台詞です。

 

ふっちゃけ全編通じてルフィをキャプテンないしは船長と呼ぶ場面自体が少ないんですが、海賊になると決めた瞬間には覚悟決めてんだという漢っぷり。

 

これがミホーク戦に繋がるわけです。

 

カッコいい。ゾロ。顔の右と左のどっちに刀の刃がくるのか1話の中でちょこちょこ入れ替わってるのがこまめに咥え直してるんだとすると相当に忙しいのにカッコいい!

 

いや、モーガンがルフィの背後から斧を振り上げてる次のコマでは顔の右で、倒したコマでは顔の左、この読み返すとわかる明確な異常はおそらく伏線!

 

奥義の秘密を解き明かす鍵なんですよ!

 

三千世界をなんとかするには口だけで刀を回すぐらいの芸当はできるはず! たぶん舌先で刀をペン回しみたいに、うーん、舐め回すのはちょっとあれ、形見の刀だからな。むしろ首の方が回って?

 

これが覇気です!

 

整合性より絵としてのカッコよさ重視!

 

今回読み直して気になったのはモーガンのコートの下のノースリーブシャツがルフィの着てるやつと白黒では差がわかりにくいということでした。襟があるかないかぐらい。

 

アニメのときは何色だったっけ?

 

初期は今では考えられないくらい絵で楽してるとこあるよね。コビーがルフィの邪魔したくないって叫んでるコマのゾロとか戦闘中と思えないぐらい棒立ち。じっくり見ると変。単行本がお手元にある方は確認してください。