金剛寺さんは面倒臭い この世界が面倒臭い

面倒臭すぎて愛おしい。

 

3巻になりましたが、一切の惰性なし!

 

この執拗なバタフライエフェクトっつーか風が吹けば桶屋が儲かるストーリー展開はやろうと思うのがどうかしてる領域です。読んでると疲れるもん。例えるなら、こんなに詰め込んだら逆に食べにくいカレーパン。

 

すごい!

 

このマンガがすごい!2019のオトコ編2位だそうで、おめでとうごさいます。売れろ! そしてしっかりラストまで読ませてくれ! すごいのは間違いない!

 

だってキスがミサイルに勝つ!

 

金剛寺さんと樺山くんの物語としては順調に進んで、進んでいくことで世界がガンガン変わっていく。世界も守られる。生まれて殺される。過去と未来も行ったり来たり。

 

よくこんなの描こうと思うな。

 

別にここまでやらなくてもいいんじゃないか? とは思う。でも、ここまでやらないと平凡な幸せを描けないとしたら作者が一番面倒臭くて、読者としてはそれが嬉しいということだ。

 

このマンガは見かけによらず!

 

突飛な出来事が連発し!

 

ジャンルを超え!

 

英雄が現れるけど予告はおっぱい!

 

予告まで全力のオチで感動する。感動せずにはいられない。これはこのマンガを読まないことには得られない感動だ。泣くとか笑うとかの前にジンとする。

 

無駄チェストした!