ONE PIECEの正体を真剣に予想する

大前提。

 

ONE PIECEは実在する。

 

連載の長期化に伴って読んでない人ほど作中で言及されてる事実をスルーしがち。むしろ形のないもののはずがないストーリーなんだよね。

 

天竜人と世界政府が暴かれたくないもの。

 

世界がひっくり返るもの。

 

ここまで具体的なら仲間との絆だとかには落ち着かない。それで世界がどうひっくり返るというのか。矛盾いうより完全なウソである。読者を騙してる。ルフィ以上にみんなガッカリだ。

 

打ち切りエンド用のオチだよという話。

 

ウソップが後にそう語るみたいなロマンエピローグはあるかもしれんけどね。個人的にまぁ麦わらの一味として唯一じじいになるまで普通に生きてそうなキャラだと思ってるから。

 

見つけることで海賊王になれる。

 

そういうインパクト。

 

ルフィはそれで満足できる。

 

そういうお宝。

 

仲間たちはどうなるのか。

 

大きくその後の人生を変えそう。

 

ロジャーの一味のその後って意味じゃ、クロッカスは相応しい人物を待ってたっぽい。政治的意味は大きい代物なのはレイリーの言葉からなんとなく推察はできる。シャンクスが自分では手にせず、バギーは欲しがらないようなもの。とは言えガンダムUCにおけるラプラスの箱みたいなものではルフィにとって価値がない。

 

そういうのは歴史の本文で十分か。

 

さてなんだろう。

 

まぁ読者はずっと悩んでるよな。

 

富、名声、力。この世のすべて。

 

連載開始前にはとっくに考えていて、そこが最高に盛り上がると確信してストーリーを進めてると繰り返してるけど、想定よりははるかに連載が長期化したのも事実なので連載終了時、30年の重み!を期待しすぎるのもどうか、みたいなガッカリオチに対する受け身の構えもある。

 

キーは狙撃手だと思ってる。

 

シャンクスのとこにはヤソップ。

 

黒ひげにもヴァン・オーガー。

 

バトルとなれば殴り合い上等の連中ばかりの世界観で、船を沈めて勝利という戦闘がほぼないのに狙撃手をこの海賊王にもっとも近そうな二者が用意してる意味は大きいと思うんだよね。

 

メタ的に言えばウソップの活躍ポイント。

 

勇敢なる海の戦士になる。この目的が他の仲間と違って具体的でないから、それをストーリー上で展開しなければ終われない。ならば、その場面は必ず最終章にあることになる。

 

ONE PIECEと狙撃。

 

ひとつなぎの大秘宝。

 

むずかしいよね。とんでもない腕の狙撃手が必要な場面があって、ヤソップを誘うためにシャンクスが東の海にいた。ぐらいまでは伏線なのかなと思うけど。それだけならシャンクスが次の時代にかけることもない。

 

ロジャーには早すぎた。

 

シャンクスにも目処は立ってない。

 

ベガパンクによる急速な技術革新。

 

狙撃手の腕とすごい銃。

 

そんな感じでこれまでのストーリーの断片を繋ぎ合わせると、えーと、合体ロボじゃね? って数年前から思ってるんですけどどうですかね。誰に話してもあんまりいい反応返ってこないんですけど。

 

ONE PIECEは合体ロボ。

 

これが私の予想です。

 

ルフィは喜ぶし、狙撃手が必要。

 

ひとつなぎだし、男のロマン

 

条件は揃ってると思う。

 

問題はそれを出されても読者が唖然とする光景しか浮かばないと言うことなんだけどね。盛り上がらない。貧弱な想像力が生み出すベタな合体ロボを想定するからだけど。

 

古代文明で超巨大で島ぐらい大きい。

 

たぶん名前はラフテル。

 

同等の敵が月から降りてくる。

 

これくらいのスケールならアリじゃないかな。なんつーか、有り体に言うならイデオン。なんか珍しく露骨なパロディキャラがいたんで気になってたんだよね。尾田先生、ガンダム直撃してる気がする。そうするとインパクト的にハッピーエンドのイデオンみたいなの、とか着想の根本にあってもおかしくないんじゃないかと思う。面白いのにオチがアレだから人に薦めにくいアニメ筆頭。創作能力があれば手直ししたくなる。

 

大学生の頃ならなおのこと。

 

富、名声、力。

 

名声と力はわかるけど、ロジャーが富を手にしてた感がない。冒険が進んでも見えてこない。それこそ空島の黄金にも手をつけてなかったし、富ってなんだろう。

 

富、富、富、富野!

 

富野由悠季

 

はい。こんなオチだったら読者がリアクションに困るのコーナーでした。

 

当てる気ない?

 

いや、実は半分ぐらいイケるつもり。それもどうなんだって感じですが、ファンとしては当てたい気持ちと尾田栄一郎に予測もできない大盛り上がりを描いて欲しい気持ちが両方あるわけなんですよ。

 

でも完結前にこっちが死ぬかもとか。

 

連載30年は間違いないと思ってるし、心置き無く描いて欲しいけど、自分が最後までついていけるかはわからない。本当に明日死ぬような気が時々するんですよね。ここ最近。

 

病気はしてないけど。

 

対して激務のはずだけど尾田先生はやりたいことやってるから長生きしそうな気もして、だからネットで無責任に予測して当てたっていいと思ってるんです。

 

引き伸ばしじゃなく長いんだから。

 

そら何十年もやったらファンだって大勢死んでってる。そういう次元に入ってる作品なんです。作者と読者の戦いなんですよ。長期連載って、きっと。