“海底散歩”を読み返しました。
おい おめェら!!!
あいつらはカボチャだと思え!!!
見学がいるからって…キ…ウキキ…!!
緊張するココねェぞ おめェら!!!
ガチガチに緊張しながらイイとこ見せようとしてくれるマシラ。ルフィゾロサンジが沈んだ船の中を物色してる間にサルベージの様子を見せる話。割とのんびりしてる、ような気がするのは近年の詰め込みっぷりとの対比だな。週刊連載のマンガとしたらこうやってサルベージに関する資料を世界観に合わせてアレンジして見せるような内容で進む息抜き回があるのは普通。
セントブリス号内部。
船内は荒れ果てており、内部で争った形跡もある。めぼしいものは特にない。ルフィが拾った壊れたウェイバーぐらいだが、サンジが複雑な表情で見つめるモリの刺さった女性の写真も気になる感じか? 母の面影、とかかね? 女好きがマザコンから来てる、って話にはなってないけど、生い立ちの設定がある程度決まってたならそう言う要素ではある。冒険の対義語なんで掘り下げられはしないだろうが。
ゆりかご、船体ハンター、吹き込み。
船をゆりかごでひっかけ、船首の猿に息を吹き込み浮かべる。マシラの肺活量はルフィ超えてる気がする。ゴムゴムの風船とかギア3、4とこのレベルの肺活量ならもっとデカくなれた感が。そして海底に素潜りして海ヘビを猿殴り。魚人以外でここまで水中戦闘したキャラもあんまりいない。近海の主ぐらいなら倒せるだろう。シャンクスより強いぞ! みたいな意見はあるんだろうか。
あ
さるだ
ルフィとマシラ対面。一瞬にして意気投合。猿属性、これなんなんだろう。そりゃ読者も問答無用で相性いいだろうなみたいな感覚は共有するけど、ルフィにちとってのサルへのシンパシーってあるんだかないんだか? モンキー家? そもそも名前にモンキーってなんだ? みたいなことである。モンキー・パンチから取ってきたってのが個人的な説。
割とルパン三世を意識したキャラ配置っぽくない?
つーか絵柄がその系譜なんでは? と言うことを思ってるんだが、あんまり同意を得られたことがない。女性のスタイルとか癖の強い手足の感じとか、まぁ国民的アニメなんで見たことがないってのがありえない意味で影響ゼロのマンガ家もおらんから難しいところだが。
サル系ゾオンって記憶にないけどどうだったっけ?
話を戻して、まぁマシラとの戦闘になりそうでならない話のオチに超巨大海ガメが船ごとルフィたちを飲み込むっつー強引過ぎる引っ張り方。このエピソード、シュールだな。たぶん尾田栄一郎が疲れてたんだろう。