空気と娯楽。

発売から四日で会社が終了か……。

 

なんとかでっち上げたゲームの利益すら入って来てないだろうし、売り逃げというより、もっと切実な逃げではありそうだ。しかしまぁ話題にはなってただけに、まともに形にすればそれなりに儲かったはずだろうと思うんだが、それ以上に製作費がかかるってことなんだろうかね。

 

ウォーキングデッドの人狼ゲーも数カ月で終了してたり。

 

新作を作るはずのスタジオが閉鎖されたり……ゲーム業界は不景気なんだなということを感じずにはいられない今日この頃です。娯楽業界にも暗い影というか、任天堂も脅迫でイベント中止とか、まぁ世の中の変化には翻弄されるよね……政治家の裏金とかも「そりゃ作ってるだろ」みたいなことは行ってられない空気。

ウマとの絆は一時的なもの、ということで都度なだめて手懐ける必要アリ。

 

遊牧民族ナヴィの領域に入ったのでそこの文化であるダイアホースとも接する。そういう感じで、ゲーム的な利便性とは関係ないものです。地域が変わったら広い草原になったのでただただ気持ちいいという具合。

ゲームとしてはメディアの評価が低い理由かな。

 

新しい遊びというよりは、過激さを増していくFPSゲーへのソフトタッチなアプローチ。自然を感じるみたいな要素にかなり重きを置いてるのは映画原作通りなんですけど、ナヴィのありかたに真摯に取り組むとどうしてもスピリチュアルな雰囲気が出てしまうというか。ゾンビ撃って血しぶき飛び散らせて爽快! ってダークな路線を良しとしてる洋ゲー界隈からするとイラっとするのかもしれない。

 

これはこれでいいと思うんだけどね。

 

まぁ、確かに、素材を探し回って、天気や時間を待って最高のタイミングで採取しないと強い装備を作れないってなるとゲームの効率が悪いのは確かだし、部族の好意という数値化されない曖昧な概念でモノの購入(受け取る)というスタイルも郷に入っては郷に従えとはあまり思わないらしい外国の方々にはしっくり来ないかも。

 

うるせぇ、資本主義に染まれや!

 

まぁ先住民族を滅ぼしてきた歴史を近代に持ってる人たちにウケる要素ではないな! 主人公の味方をしてくれる人間たちはナヴィを尊重してるんでその辺りもポリコレ的な反感を持たれるのかもしれない。ぶっちゃけ自分の土地を守ってるだけだし、一族を滅ぼされかけて人間に洗脳されて、孤軍奮闘で戦ってるのそこまでわざとらしいとは思わないけど、これは国民性が出る要素なのかも……。

 

ゲームの出来はいいですよ? これはマジで。