ゲームプレイ日記 ファークライ4 クリア

殺しませんでした。

 

あんまり積極的に憎む理由はなかったので。

 

5のジョセフとは違う。

 

スパイとして潜り込んだ母とパガン・ミンは愛し合ってしまった。それに怒った父は異父妹を殺したので、母は父を殺し、そして去った。去った後に愛してることに気づいてしまったので父の残した組織をテロリストとして国ごとメチャクチャにした、エイジェイには最初から国を譲るつもりだったが、不幸な行き違い(最初に待たなかった=プレイヤーにはクエスト目標としてゲーム側から探索が指示された)があったので、戦うことになったが、ともあれ理由があれば暴力は楽しかっただろう?

 

そういう話。

 

まぁ基本的にゲーム部分は仕上がってて、プレイヤーとしては具体的な目標のないまま(助けられた恩返し?)で流されるように戦い、殺し、強くなって、ゴールデンパスという反政府組織を勝利へと導いた。内部は保守と革新でグチャグチャだし、指導的立場のどちらかを倒す(殺すか逃がすかはプレイヤーに委ねられる)必要もあり、その未来に明るさもまるで感じない。ぶっちゃけ加担する意義がないのはプレイしてればわかる。

 

キラットという国はどん詰まり。

 

そういう舞台で好きに暴れてどうなっても楽しいんだから多少の苦々しい思いは受け入れろよとでも言うのか、パガン・ミンというボスは、主人公の未来とでもいうべき存在ではある。だから殺さずに逃がした。というかプレイヤーが逆の立場だったら逃げるだろうという話。会話のサービス精神の塊みたいな男だったね。

 

まぁ……後味は良くないな。

 

と思いつつUBIのゲームをここ最近集中してプレイして行く中では5、ニュードーン、4とこのシリーズは馴染む方だった。合ってるんだと思う。後味が悪いってのはクリアしたら後ろ髪引かれないって意味でゲームとしては正しいとも思う。ほんとミンが去った後に要塞クリアしたけどまるで楽しく無かった。

 

レベル上げはサクサク、収集要素も面倒がない程度。

 

ストーリーの導線がちょっとマップに対して大雑把に配置され過ぎ? みたいなところを別にすればスルスルプレイ出来てサクッとクリアして、さっぱりとこんな国要らねぇよ、って感じで終われる。いいゲームだと思います。

 

というところで10月にはいよいよ6!