信長の忍びと黒田官兵衛伝と真田魂と

重野なおきの歴史四コマが三冊同時刊行で読んでたんだけど。

 

登場人物がかなり重なってて時代がずれてるのになんか関連性があるみたいな感覚になるのが計画的なら凄いよなぁという感じ。メインの信長の忍びはいよいよ伊賀との戦いに突入って感じでどうなっていくのかというか、死にそう?

 

織田信雄ってこう読むとバイタリティが尋常じゃないな。

 

ある意味で信長の大うつけ要素だけが拡大したというか、パッとしなかった子孫の中では一番大物になりえたかもしれない人物なのかもしれないぐらい。鼻水垂らしてすげぇバカって言われるほどなのか? という疑念はある。なんだかんだ長生きしてるからなぁ。伊賀関連の経緯が酷すぎてアレだが、まぁ負けてるのは信長もだしさ。

 

フロイスが悪い。

 

あれ、信長の忍びフロイスってあんまり登場しないよな、みたいなところ。安土城焼いたって命令は近年どうも違うらしいってなってるみたいだからね。少なくともフロイスが「市」も焼けって書いてたってのは事実と異なるらしい。子供の頃に歴史で学んだことが大人になってから違うって言われることを考えるとイメージの変化って大変だ。世代が変わらないと再評価はされにくいんだろう。

 

大河ドラマ織田信雄……のぶかつって読みにくさがもうしまらないな。

 

小田原進行を決める秀吉の我慢とキレっぷりはアニメで観たいな。