ONE PIECE 第258話

“いろんな南”を読み返しました。

 

戦場を逃げ回るチョッパー。

 

シャンディアと神兵の戦いの中を特に狙われてるわけでもないのに涙と鼻水垂らしながら走り回る。これトナカイだからだよね。その辺をうろついてたら違和感が強く出る野生動物。もっとポピュラーな動物であれば冷静に動物のフリで対処できそうという違和感を読者に持たせない。

 

本人がトナカイ属性をどう思ってるのかナゾ?

 

生まれ育った仲間からは迫害されてるんでトナカイと言う自認に乏しいってこともないんだよな。ヒトよりに生きてる訳でもないし、ミンクのトナカイに惚れたし。メインキャラなのに実はよくわからないっての多いよねONE PIECE。これで話が進むんだからすごい訳だが。

 

ロビンは遺跡に興味津々。

 

神兵がちょっと壊したら問答無用でツイスト。腰と首と肩と足がぐねってほんと普通に再起不能かもしれん。生きてる人間の価値をまったく気にしないのはまぁまだ本人すら生きたいと思ってないからですが。なりゆきと知的好奇心だけで強い。

 

そしてルフィはワイパーと接触

 

特に戦う理由はないんだが、問答をやる二人ではないのでスムーズにケンカモード。おじゃまします。ぐらいは言える男なんだけど、おじゃまの意味はたぶん気にしてない。概ねどこでもおじゃまだろうから海賊なんだしな。

 

で、ゾロはブラハムと接触

 

ブラハムは結構読み込んでる人でも名前までは覚えてないかもしれないラインのキャラだろうね。目を隠すような帽子のノッポ。ONE PIECEにおいてはモブ以外だと珍しいガンマンキャラ。ウェイバーで飛び回りながら格闘もこなす辺りなかなか強いし、ベヨネッタ味がある。いや、これ連載時期2003年だからリベリオンの影響かな? そう考えると空中戦特化は早い取り入れかも。

 

光る銃。

 

ブラハムの強そうなところは武器を強化するんじゃなくであくまで目くらましのギミックで戦いを有利に進めようと言う巧みさだと思う。この視覚潰しはゾロにかなり有効に働いてるので、2年後の片目瞑りとか意味として繋がりそうなんだけど、あの片目本当にスルーされ続けてるのでもしかすると潰れてるのかとか思い始めてもいる。

 

露骨すぎる割には開眼するフリもない。