ONE PIECE 第238話

天国の門”を読み返しました。

 

おっし!!!

だんだん慣れてきた

 

そうだな

さっきより大分楽になった

 

青海より7000m上空だったので3人がかりでもやられたルフィたちだったが、空気が薄いことを理解したら2ページで順応。実際のところここからだれも苦に感じてないのでウソップやナミまでかなり常人離れしてる。そもそも普通に会話できんとか言い出すと大変さがアレだからショートカットである。

 

空島編は身体能力底上げしてるよね。

 

行って滞在しただけで修行みたいなもん。ここでの戦績に関しては麦わらの一味全体が弱体化してると言っていい筈なので根強いエネル最強説にはあんまり同意できない。能力と見聞色の組み合わせが異質に相性が良かったとは言え、空島の環境抜きでは猛威を振るうには足らんだろう、と。本人あんまり雲の下に興味ないだろうから戦う理由がないのも含めて。

 

1ホイッスル500万エクストルで

助けてやろう

 

空の騎士ガン・フォールは自身をフリーの傭兵と自己紹介し、ビジネスの話を持ちかける。だが、ルフィたちは空の通貨どころかなんの事情も知らない。ハイウエストの頂から空島へ行くルートがあることもここで示唆されてるが、その実態も色々と謎だ。名称的にはそのくらいの高さの山があって空の海に接してて、いくつかの島を経ればスカイピアに行けるんだろうけど。

 

100人で空を目指し何人かが到達する

誰かが生き残る

そういう賭けだ

 

この説明からだとそれだけじゃない試練がありそうではある。気になるが本編で語られるチャンスはどうか。ロジャーもノックアップストリーム使ってたし、可能性としたらベラミーか? 仲間を失ってるのがその事情であり、なんらかの形で空島の人々、あるいはエネルが終盤の展開に関わるのならばあるいは語られるのかもしれない。黄金持ち帰ってるっぽいからなぁ、略奪してた、だといろんな意味で更生しても再登場の障壁になるから仕込みはありそうでもある。

 

度胸と実力を備える

なかなかの航海者達と見受けた

 

ガン・フォールはルフィたちをこう評価して1ホイッスルをタダでプレゼントする。物語的な意味での切り札ギミックなんだが、それはそれとしてこの辺の心理は気になるところだ。空島的に航海者への敬意がある、と言う文化があるならその下地はなんだったのか。ロジャーによるものなのかね?ルフィたちがきた時点での空島はエネルの支配下であり、ストーリー的にはジャヤとの地続きで、本来の空島がどうだったのか、ってのはよくわかんないんだよね。

 

たぶん大海賊時代の影響は受けてないだけに。

 

読み返すと色々と語られてない話がありそうな気もする導入ですが、ピエールがウマウマの実を食べた鳥で微妙なペガサスとか、島雲とか見せるべきものを見せつつ、サブタイトルの天国の門へ行き、不法入国で引き。

 

空島の天使めいた姿で最初に現れるのがアマゾンと言う名のババアである、って辺りは人魚のココロほどではないにしても一貫してロマンを壊すところから入る癖があるなぁと思う。出番少ないけど、このババアの皺くちゃ度はONE PIECEの中でも結構上位だ。