ONE PIECE 第64話

“大戦槍”を読み返しました。

 

クリークの名前に引っ掛けた代名詞としての武器名。シンプルながらも印象深いものだと思います。盾を二つ合わせるだけで大槍となる謎テクノロジー

 

シーザーの仕業だな!

 

このブログでは特に説明のないハイテク装備は大体ヤツのせい、と言うことで押し通していきたい。まぁウソップの天候棒とか考えるとそこらの武器職人でも作るかもしれないが、クリークに関しては毒ガスがあるので。

 

うエイ!!!

 

結構かわいい掛け声ですねクリーク。

 

打ち込む力が強いほど大爆発を引き起こし、重量は1tで爆発は指向性も持ってて使用者が巻き込まれたりしない。盾としても槍ガトリングとしても毒ガス弾発射装置としても利用できるマルチウエポン。これ量産してカイドウの軍団ひとりひとりに待たせた方が強い気がする。微妙なスマイル食わせるより。

 

クリークの強さってどうなんだろうね。

 

新世界のモブ海賊よりは強い、と見るべきなのかな。次のアーロンがジンベエに絶対的に頭が上がらない力関係であったこととそのジンベエがマムには通用しないことなんかを考えるとモブ感はあるんだよな。

 

新世界の海賊なら1tぐらい振り回すでしょ?

 

おそらく初期構想からあったがためにエピソードの変更が難しく、魚人島でのバトルで連載の長期化にともなうインフレの余波を思いっきり食らって以降、近年のONE PIECEは作中であまり強さの指標になりそうな数字は出さないようにしてるよね。明らかに。

 

ルフィの苦戦はあくまで足場の悪さ。

 

ヒレの破壊も無茶な正面突破で血を流しすぎてるのも自分でやってることなんだけど、それ以外の点ではクリークの腕力に圧倒されてるわけでもないし、槍さばきも完全に見切った上で爆発を食らって刃を折ってる。

 

この時点のルフィでも新世界のモブ海賊よりは強いのでは?

 

ってのが個人的な結論。まぁ、白ひげにハナッタレ呼ばわりはされるであろうレベルでどんぐりの背比べなんだろうけどね。冒険を経ての強化はやっぱり相当のものであり、バトル漫画の宿命的インフレとの戦いはこうしてスタートしてます。