平成を振り返ろうにも。

時代の中心がぼんやりしてて困るよな。

 

昭和だったら戦前戦中戦後で変化を語る軸があるんで長い割にまとめやすそうな印象あるんだけど、平成は。

 

地震

 

阪神淡路が東日本で霞んじゃうぐらいの想像外の規模だったりするし、自分は被災してないんであんまり語れない。

 

テロ?

 

国内に限ればオウムは何気に近かったと言う感じもあるんだが、結局あんまり根本的な部分は解明も解決もしてないような気がするって意味で時代をまたぎそうなんだよな。

 

変わった一番はマスコミへの視線かね?

 

大人になったら新聞とか熟読するようになるんだろうなと思ってた平成初頭の子供時代から中高生になる頃にはもう信頼感なかった。オウムの話題とも絡むとこだけど、松本サリンの顛末とかね。サカキバラとかに代表される未成年の事件の報道とかも影響したかも知れない。

 

明るい話題は作られてると思ってた。

 

そんな人間だからこんなグダクダしてるのかもと思うけど、だからと言って今更マスコミにシンパシーは感じようもなく、どのくらいの人が冷めた視線を送ってるかわからないけど、明治以降の歴史が報道と切っても切れなかったのとは違う時代になっていくのかなとは思う。

 

インターネットが平成かもな。

 

いや大きすぎるか?

 

エロ画像の読み込みにジリジリした経験を持つ男子とスマホ片手でなんとかなる男子とじゃこれも意識が相当に違うと思うけれども。時代の変化のスピードが加速しすぎて元号のくくりがそぐわないのかもね。

 

マンガもアニメもゲームも進化が飽和気味。

 

どこからブレイクスルーがくるのか。そんなことを期待するには令和と言うクラシカルなくくりもしっくりこない。

 

時代を語る枠組みとしての機能も終えたのかも。

 

天皇陛下が退位したらのんびりできるのかみたいな話をしていて、そもそも天皇家に生まれた人生に寝坊とかあるのか? みたいなのんびりの根本的概念の違いについて考えながら普段通りに過ごそうとぼんやりしてます。

 

さよなら平成。

 

ゆるキャラにもならなそうなぼんやりとしたキャラクター性の時代だったけど、それはそれなりに平和だったってことだと思うよ。令和も変にキャラ立ちするよりそうあるべきなのかも。